最近スーパーやコンビニなどにはたくさんの種類のレモン炭酸水が並んでいますよね。
レモン炭酸水とは炭酸水にレモン果汁や香料などでレモン風味にしてある炭酸水のことです。
さわやかでとってもおいしいので私も良く買います。
でもこのレモン炭酸水、ただ美味しいだけじゃなくてとっても体にいいのは知っていましたか?
実はレモン炭酸水は、ダイエット、肩こり・冷え性改善、疲労回復、更には肝臓機能アップにまで絶大な効果があるんです!
今回はレモン炭酸水がなぜ、どのように体にいいのか徹底解説、さらにおいしいレモン炭酸水の作り方もご紹介します。
紹介する作り方を参考にぜひ作ってみて下さい!
美味しくて体にいいレモン炭酸水を飲んで、一緒に元気な毎日を送りましょう!
レモン炭酸水は体にいい!美容にもたらす4つの効果
レモン炭酸水を飲むと体にいいことがたくさんあります。
- 【ダイエット効果】便通改善と代謝アップ
- 【冷え・肩こり解消】血行改善
- 【美肌になれる】ビタミンCとポリフェノール
- 【疲労回復】クエン酸効果と乳酸排出作用
レモン炭酸水は美味しい上にこんなに体にいい事があるの?
レモン炭酸水にこんなに体にいい事があるなんて、ちょっと信じられませんよね。
レモン炭酸水の体にいい効果について、一つずつ解説していきます!
【ダイエット効果】便通改善と代謝アップ
レモン炭酸水にはいくつかのダイエット効果があります。
①便秘を解消する効果
レモン炭酸水には、ダイエットには大敵である便秘を解消する効果があるんです。
便が排出されずに長時間腸内に留まっていると腸の機能が低下して、消化しきれない糖分が皮下脂肪として蓄えられてしまいます。
これはダイエット中は何としてでも避けたい事態です。
ダイエット中なのに便秘でなかなか痩せない!という時、レモン炭酸水の炭酸は腸を刺激するので、胃腸の活動が活発になって便通が良くなります。
また炭酸水には二酸化炭素が含まれていますが、なんと二酸化炭素は便を柔らかくして排便を促してくれる効果があるんです。
②代謝アップ効果
レモン炭酸水に含まれる二酸化炭素は血行も良くしてくれるので代謝も上がります。
代謝が上がるということは、消費カロリーが増えるということですよね。
レモン炭酸水に含まれる二酸化炭素の働きにより代謝が上がり、消費カロリーがアップするんです。
そしてレモン炭酸水のレモン果汁にはカリウムが含まれていますが、これは塩分を排出してくれる働きをするのでむくみ解消に効果があるんです。
③満腹感がある
炭酸水は飲むと結構お腹がいっぱいになりますよね。
レモン炭酸水に含まれる炭酸ガスでお腹が膨らんで満腹中枢が刺激されることで、お腹がいっぱいになるからなのです。
レモン炭酸水を飲むことで空腹感が和らいで食べ過ぎの防止にもなりますよ!
実は空腹時に炭酸水を飲むのはわたしも普段ダイエットで使っている手なんです。
食前に炭酸水を200mⅼくらい飲んで、お腹を満たすとご飯の量も少なくてすみます。
食前に炭酸水を飲むのは結構効果ありですよ!!
※ただしここで注意!!※
炭酸水は飲む量が少量だと、かえって食欲を増進させてしまうということ!
ダイエット目的で取り入れるのであれば、200~300mⅼ飲むのが良いでしょう。
ぜひ試してみてくださいね。
【血行改善効果】冷えと肩こりが解消!
レモン炭酸水で冷えと肩こりが解消とはどういうことでしょうか。
レモン炭酸水の血行促進効果によって体中の血流が良くなって、冷えや肩こりの改善が期待されるんです。
血行を良くする効果が期待できるレモン炭酸水の炭酸。
また、レモンに含まれるルチンという成分は、血流を促進してくれるので全身の血行が良くなります。
更にレモンに含まれるクエン酸にも、血液の酸化を防いで血液をサラサラにしてくれる効果あり!
レモン炭酸水を飲むと血流が良くなる理由がわかりましたね。
また血流が悪いと老廃物が排出できずに体の中にたまって、むくみや便秘の原因にもなってしまいます。
レモン炭酸水を飲んで血行改善が出来たら、体の内側からキレイで健康になれるということですね。
冷えや肩こりで悩んでる方は多いと思うので、ぜひ飲んでみて下さい。
【美肌効果】ビタミンCとポリフェノールで老化予防!
体にいいレモン炭酸水。実はお肌にもいいんです。
レモン炭酸水は、ビタミンCとポリフェノール、ダブルの抗酸化作用でお肌の老化を防いでくれます。
細胞を錆びさせる原因である活性酸素というものを無力化させる働きの事
レモンにはビタミンCがたくさん含まれていますが、ビタミンCにはこの抗酸化作用があります。
- 〇
抗酸化作用 -
シミのもとになるメラニンの生成が抑えられたり、コラーゲンの合成が促進されたりしてお肌の老化を防いでくれる
- ×
活性酸素 -
メラニンが増えてシミが増えたり、コラーゲンが酸化してしわやたるみが出来たりしてしまう
シミやしわ、たるみは絶対増やしたくないですね!
そしてレモンにはポリフェノールも含まれているのはご存じですか?
レモンには「エリオシトリン」や「ヘスペリジン」というポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールにもビタミンCと同様に抗酸化作用があるのですが、なんとその効果はビタミンCよりも強いんです!
先程の炭酸水の効果とこのレモンの抗酸化作用効果を一緒に摂れるレモン炭酸水は最強ですよね。
またポリフェノールは動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防にもなるんですよ。
お肌だけではなく体も若く健康に保てますね。
【疲労回復効果】クエン酸と乳酸排出で疲れ知らずに!
もうひとつのレモン炭酸水が体にいい理由は、疲労回復効果があること。
人の体は疲れると体内に乳酸が作られて、それによって体が酸性に傾いて疲労がどんどん蓄積します。
レモン炭酸水に含まれている二酸化炭素の成分は、乳酸をキャッチして尿として体外に排出させるので疲労回復が早まります。
またレモンに含まれているクエン酸にはこの疲れのもとである乳酸の濃度を低くする効果あり!
加えてクエン酸は疲労物質を分解するキレート作用という反応も起こしてくれるんです。
体の中に入ったミネラル成分を効率的に吸収。体の疲労物質を分解して蓄積を防いでくれる反応の事
つまり、レモン炭酸水を飲むことで疲れ知らずの体になれちゃいます。
体に老廃物が溜まっていると顔色も悪くなり、美容にも良くないのでぜひレモン炭酸水を取り入れたいですね。
レモン炭酸水で肝臓を元気に!健康効果2つを紹介!
なんとレモン炭酸水には肝臓にも嬉しい効果があるのをご存じですか?
レモン炭酸水のレモンの成分が、肝臓の老廃物を排出する働きを助けてくれます。
実は肝臓は体の中で最も大きな臓器で、生命活動の為のとても大事な役割を担っているんですよ。
- 解毒
- 胆汁生成
- エネルギー貯蔵
- 代謝(栄養をエネルギー変える)
- 肝臓のデトックス効果
- 脂肪肝の予防
これらの役割が衰えると老廃物が排出できずに体内に蓄積され、中性脂肪増加・疲労・むくみの他ひどいときは悪性腫瘍になってしまうことがあります。
レモン炭酸水は最近増加している生活習慣病である脂肪肝にも良い効果があります。
また肥満、糖尿病、高血圧も肝機能に影響を及ぼします。
このような肝臓の様々な不調にも、レモン炭酸水は効果を発揮するんですね。
レモン炭酸水で肝臓のデトックス効果アップ!
レモン炭酸水は肝臓のデトックス効果を高めてくれます。
デトックスとはつまり解毒です。
肝臓の働きの1つには、体の中の異物となる物質(薬剤やアルコールなど)を分解し、毒性を弱めて排出するという重要な役割があるのです。
肝臓の代わりになる臓器は他にはありません。
そのため、肝臓での解毒が上手くいかないと先程上に書いたような、様々な不調が体に出てしまいます。
そしてレモンには、肝臓を活性酸素から守るための抗酸化作用があるビタミンC、肝機能を改善するクエン酸も含まれているんです。
肝臓はデトックスの臓器とも言えるわけですが、レモン炭酸水に肝臓の働きを高める効果があるなんて驚きですね。
レモン炭酸水は脂肪肝の予防にも効果的!
レモン炭酸水は脂肪肝を防ぐ効果もあります。
- 肝臓に脂肪が異常に蓄積されている状態の事
- 肝細胞の30%以上が脂肪の場合の状態を脂肪肝という
肝臓はエネルギーにする為の脂肪を作って、肝細胞の中にためています。
でも消費エネルギーより作られた脂肪の方が多いと、脂肪が肝細胞にたまっていくことになりますよね。
レモンの、特に皮に多く含まれるエリオシトリンという物質が、脂肪肝の原因になる中性脂肪を減らすことがわかっています。
参考 日本経済新聞
ポリフェノールのエリオシトリン、肝臓にも良いんですね
肝臓は沈黙の臓器と言われていて脂肪肝も自覚症状が現れにくいですが、進行すると肝炎や肝硬変、肝がんなど恐ろしい病気を発症することもあります。
気づかない間にうちに病気が進行してしまうなんて、肝臓の病気は怖いですね。
脂肪肝の原因である中性脂肪(血中の脂肪の事)がレモンによって減るとは驚きです。
脂肪の消化を促進させる胆汁の分泌を助けるクエン酸。
胆汁の分泌が促されることで、胸やけやげっぷなども軽減してくれるのは嬉しいですね。
レモン炭酸水の効果的な飲み方は1日1リットル!
美味しくて体にいいレモン炭酸水ですが、効果を得るにはどのくらいの量を飲んだら良いのでしょうか。
レモン炭酸水は、基本的に毎日飲んでも問題ありません。
ただし炭酸水は飲みすぎると胃腸を刺激して腹痛や下痢が起きてしまいます。
過敏性腸症候群などの腸疾患がある方や胃腸が弱い方は体調に合わせて、飲みすぎないように注意してください。
レモン炭酸水は1日1リットルが効果的
レモン炭酸水の、1日に飲んでも良い量の目安は1リットルです。
そのうち1リットル程度は食事から摂取するので、残り1.5ℓは飲み物から補う必要があります。
レモンの効果の効果を得たいのなら、1リットル程度をレモン炭酸水に置き換えるのが良いでしょう。
1度に飲むのではなく、200~300mlくらいを1日のうち数回に分けて飲みましょう。
便秘には冷えたもの!!
朝起きですぐ、100~200ml程度飲むのが効果的です。
食前の空腹時には常温で!!
300~500ml程度が良いです。少なすぎるとかえって食欲が増進してしまいます。
食欲不振でお困りの方ならば
食前に良く冷やしたレモン炭酸水をコップ半分くらい飲むと食欲が増進します。
冷え・肩こり解消、美肌効果、肝臓機能を高める効果を得たい場合は特に飲む時間は気にしなくても大丈夫です。
1日の目安量である1.5リットルの中で飲みたい時に飲んでみて下さい。
レモン炭酸水を飲む際は糖分や飲みすぎに注意!
①糖分の摂りすぎに注意!
市販のレモン炭酸水を毎日飲む際は無糖のものを選びましょう。
糖分の摂りすぎはダイエットの妨げになりますし、糖尿病のリスクも高まります。
②飲み過ぎに注意!
レモン炭酸水を飲むのは多くても1日1.5リットルまでにしましょう。
レモン炭酸水を飲みすぎると下痢や腹痛のほか貧血やむくみ、胃が荒れるといった不調が出てしまう場合があります。
特に過敏性腸症候群などの腸疾患がある方や、胃腸が弱い方は体調に合わせて飲みすぎないように注意してください。
レモン炭酸水の作り方を紹介!おいしく効果的に摂れる!
美味しく、効果的に摂れるレモン炭酸水の作り方をご紹介!
市販のレモン炭酸水も良いのですが、より美味しくレモンの成分を効率的に摂れるように、手づくりレモン炭酸水をお勧めします。
生のレモンを使うことで、レモンの成分をそのまま摂取できてレモンの風味も増します。
もし市販のレモン炭酸水を飲む場合は、レモンの効果を得る為に原材料にレモン果汁が使われているものを選びましょう。
それも美味しいのですが、レモンの効果を得たいという場合はレモン果汁入りを選んでください。
カロリーや糖分が気になる方は砂糖が使われていないものにしましょう。
砂糖不使用でおいしいレモン炭酸水レシピを紹介!
ではレモンの成分をきちんと摂れて、なおかつお砂糖を使わなくてもほんのり甘くて飲みやすいレモン炭酸水の作り方です。
- 国産レモン1/2個(皮ごと塩もみ洗いしておく)
- ノンカロリータイプの甘味料(ラカント液体)大さじ2
- お好みの炭酸水(無糖のもの)200ml
- 氷
- グラスに炭酸水を注ぎ氷を入れる
- 良く洗ったレモン半分をお好きなように皮ごとスライスして入れる
- 残りのレモンを絞って入れる
- ノンカロリータイプの甘味料(今回はラカント液体)を入れて軽く混ぜる
ノンカロリータイプの甘味料について、今回はラカント液体を使用しましたが、お好きなものをお使いください。
簡単でおいしいレモン炭酸水が作れるのでぜひ作ってみてくださいね。
手作りレモン炭酸水は好みで作れる!ポイントを紹介
手作りレモン炭酸水は、レモンの成分を効率よく摂れるだけではなく、味もお好みで作れます。
- 【国産レモンを使用】
レモンを皮ごとの使用する場合、防カビ剤が多く使われている輸入品は避けましょう。 - 【ノンカロリータイプの甘味料】
糖分が気になるのでゼロカロリーの甘味料を使用しましょう。 - 【炭酸はお好みの強度で】
微炭酸、強炭酸などお好きな炭酸で。
私はレモンを絞るのではなくて、一晩ラカント(顆粒)に漬けたものを皮ごとミキサーにかけて作って飲むこともあります。
甘さはお好みなので甘味料は多めにしてもいいと思います。
ほろ苦くて大人のレモン炭酸水になりますよ!
まとめ
- レモン炭酸水には便通改善や代謝アップによるダイエット効果、血行改善による冷えや肩こりなど、体にいい効果がある。
- レモン炭酸水にはビタミンCやポリフェノールによる美肌効果、クエン酸や乳酸排出による疲労回復効果もある。
- レモン炭酸水には肝臓のデトックス効果や肝臓の機能を高める効果がある。
- レモン炭酸水は中性脂肪を減らし、脂肪肝を予防する効果もある。
- レモン炭酸水は1日1リットル飲むのが効果的。
- レモン炭酸水を飲む際は糖分の摂りすぎや飲みすぎに注意。
- 手作りのレモン炭酸水はレモン炭酸水の成分をより効率的に摂れるのでおすすめ!
レモン炭酸水はダイエット効果や肩こり解消、肝臓機能アップなど体に嬉しい効果がたくさんあります!
ぜひおいしいレモン炭酸水を飲んで、若々しく健康な体を手に入れて下さいね。
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