自宅のフローリングに畳のスペースを作ってくつろぎたいな
賃貸だから、カビの発生が不安だから、とあきらめてはいませんか?
ユニット畳ならカビの心配はなく、フローリングに畳を敷くだけで、簡単に自分好みの畳スペースが作れます。
- フローリングに畳を敷くだけで設置できる
- 持ち運びや収納が簡単
- 湿気を吸収してカビを防いでくれる
ユニット畳を敷く際の注意点やカビを発生させないコツ、ユニット畳のおすすめメーカーをご紹介します。
15年ユニット畳を敷いている私の体験も載せているので、ぜひ参考にしてね!
ユニット畳の特徴を知れば、購入後のサイズ間違い、カビの発生などのトラブルを予防できます。
ユニット畳のメリットや手入れの仕方を押さえて、畳を部屋に敷くだけでお部屋の模様替えをしてみましょう!
ニトリなら一般サイズ82×82cmのほかにカラフルな65×65cmもあります!
フローリングに畳を敷くだけでもカビ知らずユニット畳
フローリングに畳を敷くだけで設置できるユニット畳は、ホームセンターなどでもよく見かけるようになりました。
ユニット畳は、畳の吸湿性を備え、手入れや掃除もしやすく、敷くだけでインテリアとしても活用できる床材なのです。
畳の原材料である天然イ草は、湿度に応じて空気中の水分を吸収したり放出したりと、湿度を調節する吸湿性があります。
天然イ草の持つ吸湿性が、畳を敷くことでカビ対策になる理由の一つなのです。
ユニット畳は、最低限の掃除や換気に気を付けていれば、普通の畳のように、長く使い続けることができます。
ユニット畳をお勧めする理由と素材や大きさごとに違いをまとめました。
ユニット畳の購入のために店舗に行ったり、ネットで取り寄せたりする際に参考にしてみて下さい。
【注意点】カビやダニを発生させない為に換気が大切
畳は湿気やカビに強い床材で、古くから湿気の多い日本家屋で使用されてきた実績があります。
天然イ草のユニット畳は湿気を吸収し、畳のでこぼこの表面は隙間を作って通気性を確保する役割があるのです。
それでも、部屋の換気不足や布団の敷きっぱなしなど外的要因が理由で、畳にカビが生えることも。
ユニット畳にカビが発生するNGな使い方
- 海沿いや山間部の部屋、別荘など換気が十分できない場所に設置する
- 布団を敷きっぱなしにして、押し入れへの布団の上げ下げをしていない
畳の素材のイ草は植物なので、湿気が多すぎると吸収しきれずにカビが発生することも。
布団を敷きっぱなしで万年床にしてたら、さすがにカビが生えるわ!
布団の下にユニット畳を敷いて布団の湿気を緩和する場合は、使わない時の布団の手入れにも注意しましょう。
【ユニット畳①】設置するメリット3つ!
フローリングの床にユニット畳を設置する3つのメリットをご紹介します。
【メリット1】イ草が湿気を吸収し湿度を調節する特性がある
敷き畳はでこぼこした構造で表面に段差があるため通気性が良く、湿気がこもりにくい構造をしています。
原材料の天然イ草は湿気を吸収して調節してくれる性質があり、畳を敷くだけで湿気対策に効果があるのです。
ユニット畳は敷布団の下に設置すると、ジョイントマットやフローリングに直接敷くよりも湿気を逃がしてくれます。
ジョイントマットやフローリングに布団を敷いたら、湿気がこもってカビが発生した、というときに試してみては。
【メリット2】軽くて持ち運びしやすく重ねて収納もできる
フローリングに畳を敷くだけでいい手軽さに加えて、簡単に持ち運べる軽さと薄さもユニット畳の良さの一つです。
ユニット畳の畳芯は、ウレタンや木製ボードなど軽い素材で作られているので、持ち運んでどこにでも敷くことができます。
裏面に滑り止めがついているユニット畳なら、敷く時にずれにくく、好きな場所に気軽に固定できて便利です。
【メリット3】床の緩衝材として利用できる
ユニット畳は厚みと適度な柔らかさがあるので、赤ちゃんやペットがいるご家庭の床の緩衝材として使うことができます。
フローリングにペットや赤ちゃんは不安というときに、ユニット畳で専用スペースを作ってみてはいかかでしょう?
ジョイントマットなどと比べると、イ草のほうが優しい触り心地の天然素材でお勧めです。
【ユニット畳②】特徴と人気の理由
ユニット畳とは床材の一種で、標準的な江戸畳のサイズ(約91cm×182cm)より小さな正方形の持ち運べる畳のことです。
ユニット畳は、ウレタンや木製ボードを畳の芯にして表面にイ草や化学繊維でできた畳表を張る構造でできています。
畳表の素材や色を自由に選び組み合わせられるので、インテリアに合わせた畳のコーディネートも可能です。
ユニット畳は、フローリングに畳を敷くだけで設置できるので扱いやすく、移動や撤去も簡単で使い勝手がいいというメリットがあります。
ホームセンターやニトリなどの家具店でも手に入るので思い立ったらすぐ購入してから設置できるのも便利な点といえます。
【ユニット畳③】種類と選び方
ユニット畳は素材や大きさ、厚みやデザインが豊富にあり、どれを選ぶのがいいのか迷ってしまうほど種類があります。
ユニット畳を買う際は、部屋に合う大きさか、ライフスタイルに適した素材か、必要な厚みか、を考慮して選ぶといいでしょう。
大きさと素材、厚みの違いによってユニット畳がどう変わるのかを解説します。
大きさ
ユニット畳は基本半畳より少し小さいサイズで82cm×82cmの大きさが一般的です。
55cm×55cmや65cm×65cmのサイズも通販や一部メーカーで取り扱いがあります。
材質
畳表の材質 | 特徴 |
---|---|
天然イ草 | 湿気を吸収する 香りが良い |
化学繊維(ポリプロピレンなど) | 汚れや変色に強い リーズナブル |
和紙 | ダニやカビが発生しにくい 変色に強い |
厚み
畳の厚み | 畳芯の材質 | 特徴 |
1㎝前後 | フェルトや木製ボード | 薄く丈夫で収納しやすい |
2cm~3㎝ | ウレタン製か木製ボードとの組み合わせ | 軽く防音性に優れている |
これらを踏まえて目的や設置する部屋によって選ぶ基準を明確にしてからユニット畳を購入すると、失敗無く購入できます。
たとえば、こんな購入の仕方はいかがでしょうか
- 赤ちゃんや小さい子供がいる場合は、クッション性のある厚みで、ダニやカビに強い和紙畳を選ぶ
- 賃貸であまりスペースが無いので、小さい55cm×55cmのサイズで汚れに強い化学繊維の畳を探す
このようにライフスタイルに合わせてユニット畳を選べば、お部屋にぴったりの畳を敷くことができるはずです。
フローリングに畳を寝室で実践!実体験レビュー!
フローリングに畳を敷くだけでいいユニット畳は、買ってきたらすぐ設置して使用できるのが最大の魅力です。
事前の準備方法を知り、掃除についても確認しておけば、一度買ったユニット畳を何年も長く使い続ける事ができるのです。
実際に長く使用した実体験と、ユニット畳や下の床の状態もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
寝室にユニット畳を15年敷いてみた感想レビュー
実は私の家では、寝室のベッドわきのスペースに約15年ユニット畳を設置しています。
15年敷きっぱなしでもユニット畳は問題なく使用できるのか、実際の写真とともに感想をご紹介しましょう。
寝室のベッドと壁で挟んで敷くだけで、畳の間の隙間を無くし、間にゴミが入ったりずれて動いたりするのを予防しています。
掃除はユニット畳をはがさず、定期的な掃除機がけと適度な換気をしたくらいで、特別なことは一切していません。
15年間ユニット畳を敷くだけで放置していたにも関わらず床がきれいなのは、設置した環境の条件がそろっていたからです。
- 風通しのいい南向きの部屋の窓際に敷いていた
- 隙間なく敷いていたので畳の間にカビの栄養になるゴミが入らなかった
- 畳の上で飲食をほとんどしなかった
- 直接上に布団を敷いていなかった
ユニット畳は、掃除や換気をある程度行っていれば15年使っていてもフローリングや畳にカビは生えませんでした。
ユニット畳は近所のホームセンターで買ったので、そんなに高い特別加工をしている商品ではなかったはず。
寝室だから、冬には加湿器ガンガンかけて加湿してたのにね
それでもフローリングも畳もカビは発生しなかったので、よっぽどのことが無い限り普通の掃除だけで大丈夫!
我が家はイ草を使ったユニット畳ですが、和紙畳や化学繊維の畳の場合も、同様に数年は使用できるでしょう。
今のユニット畳なら進化しているので、もっと長持ちするはず!
実際に敷いていても畳と同様に使えたので、畳でくつろぎたい人にはユニット畳を敷くのがお勧めです。
フローリングにユニット畳を敷く準備や注意点
実際に、フローリングにユニット畳を敷くときの手順を紹介しますね。
ユニット畳を敷くのはとっても簡単ですが、カビを防ぎ快適に使用するためのコツがあるので参考にしてみて下さい。
拭き掃除もするのが理想的ですが、その際はフローリングが乾いてからユニット畳を設置してください。
水分が残っているとカビの発生源になる危険性があります。
畳がずれるなら、ジョイント機能がある畳で連結させるか、滑り止めを下に敷くといいでしょう。
定期的に掃除機をかけて、通常の畳と同じ手入れ方法で掃除してください。
定期的に部屋の換気をして、布団を敷くときは押し入れに上げ下げして敷きっぱなしは避けてください。
ユニット畳設置の手順はこれだけで、畳のサイズさえ間違えなければ大きな問題はありません。
ユニット畳は、設置前にフローリングの掃除をして、普段の掃除と換気に気を付けていればすぐ敷いても大丈夫です。
普段の掃除と換気をしっかりしていれば特別なことはしなくていいのね!
フローリングに畳ならニトリ!おすすめ3メーカー紹介!
フローリングに畳を敷こうとする際に、どこに買いに行けばいいのか迷うことがありませんか?
ユニット畳は実店舗で買うならホームセンターやニトリなど家具店、ネットなら楽天やアマゾンなどで販売しています。
ユニット畳のメーカーは多くあり、商品の種類も豊富なので、充実すぎる品ぞろえにどれを選ぶか迷うことも。
今回は、すぐに店頭に買いに行けて、質のいいユニット畳を販売しているおすすめのメーカーを3つ紹介します。
メーカー | サイズ | 畳表 | デザイン |
ニトリ | 65cm×65cm 82cm×82cm | イ草・紙 (ネットのみ) | ブラウン・ブルー ナチュラルなど |
コーナン | 82cm×82cm 82cm×164cm | 天然イ草 | ナチュラルなど |
イケヒコ・ コーポレーション | 83cm×83cm 他多数 | 国産天然イ草 | ナチュラル ブラウン ネイビーなど |
それぞれメーカーによって特徴が異なるので、欲しいユニット畳を探す際の参考にしてみて下さい。
メーカーごとの特徴を踏まえて素材や大きさなど見比べて検討すれば、あなたにぴったりの畳が見つかるでしょう。
ユニット畳を敷いて、あなただけの畳の間を作っちゃいましょう!
【おしゃれなインテリア性が抜群】ニトリ
ニトリの置き畳の特徴は種類の豊富さとインテリアとしてのオシャレさに優れている点です。
目の細かい畳表は定番の萌黄色をした畳のほか、ブラウンとブルーのニュアンスが違う3色が揃っています。
厚みも1㎝と3㎝の2種類展開しているので、用途に合わせて好きな方を選べます。
畳の厚み | 畳芯 | 特徴 |
---|---|---|
1㎝ | 木製ボード | 表面にしっかりした硬さ |
3㎝ | ウレタン | 表面が柔らかく軽い |
パステルカラーなユニット畳は中々出会えないので、パステル好きな方には嬉しいカラー展開です。
【天然イ草のオリジナルブランド】コーナン
コーナンのインテリアコーナーではオリジナルブランドのユニット畳を販売しています。
コーナンで店頭販売しているユニット畳は、こだわりの天然イ草で畳表を編み、畳の香りや作りがしっかり感じられます。
ポリウレタンを芯材に使用しているので軽くて設置しやすいのが特徴です。
自分でカットできるので、フローリングに畳を敷いたけどサイズが合わない場合に、大きさを調整できます。
ただし、畳ふちにカバー用のシールを貼らないとイ草が飛び出るので注意してください。
オーソドックスで使いやすいユニット畳をお探しならコーナンが探しやすいでしょう。
【国産イ草の高級畳】イケヒコ・コーポレーション
イケヒコ・コーポレーションは国産畳専用メーカーなので、置き畳も正統派の本格的な国産イ草を使用しています。
大きさは基本83cm×83cmですが、種類が多いので普通の一畳サイズの置き畳も売っていますよ。
一畳サイズのユニット畳だと、88cm×176cmの大きさで販売されているのです。
最大の特徴は九州産の国産イ草を使用した本格的で伝統的な畳表。
ユニット畳には抗菌加工が施され、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して設置できます。
連結できればフローリングに畳を敷くだけでもずれることが無く、設置した後のストレスを減らしてくれるでしょう。
とにかく種類が豊富で質が高いので、素材にこだわりがある人や天然素材の優しい素材の畳が欲しい人にお勧めです。
まとめ
- フローリングに畳を敷くだけで原材料の天然イ草が湿気を吸収してカビ対策に効果がある
- ユニット畳は持ち運びができる床材で、手入れや掃除がしやすく、インテリアや緩衝材としても活用できる
- ユニット畳は敷く前の掃除や敷いた後の簡単な手入れを欠かさなければ、15年でも使用することができる
- 畳を敷く前のフローリングをきれいに掃除し、敷いた後は普段の掃除と適度な換気をする
- ニトリ、コーナン、イケヒコ・コーポレーションなどで販売している
- ニトリはデザイン性に優れ、コーナンはオリジナルな天然イ草の商品が多く、イケヒコは国産高級畳を取り扱っている
敷くだけでフローリングに畳のスペースを作れるユニット畳が便利で使い勝手のいい床材だということが伝わったでしょうか?
ユニット畳はフローリングに敷くだけで簡単に畳を設置でき、機能的で衛生的なインテリアとして重宝します。
すぐにおけて畳のように使え、掃除さえきちんとしていればカビの心配も少ない便利なユニット畳。
畳の間が欲しいけどリフォームするほどでは、と考えているならば、ユニット畳の購入を検討してみてはいかかでしょうか?
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