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自転車ライトの盗難防止結束バンドは不十分!5つの対策で愛車を守ろう

友達の自転車ライトが盗まれたんだって!僕のライトも盗難防止対策しないと!

自転車ライトの盗難防止対策で一番簡単な方法は、結束バンドでライトを固定する方法ですが、それだけでは防犯対策として不十分です。

結束バンドはカッターさえあれば一瞬で切る事ができます。

しかも、充電式のライトだとライト本体はスライドして台座から外せるので結束バンドで台座を固定しても無意味です。

この記事では、ロードバイク初心者の方にはもちろん、自転車ライトの盗難に悩む方に自転車ライトの盗難対策を分かりやすく紹介します。

さらに、自転車ライトに関する道路交通法についてと、愛車を盗難から守る防犯機能付きテールライトについてもお知らせしますね。

自転車ライトの盗難防止対策をしっかり勉強してあなたの愛車を盗難被害から守りましょう!

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もくじ

自転車ライトの盗難防止結束バンドは不十分!5つの対策

自転車ライトの盗難防止対策として、結束バンドを使う方法がありますがその対策では不十分です!

理由は、結束バンドは簡単に切る事ができるからと、充電池式のライトは固定できないからです。

ここからは、自転車ライトの盗難防止対策を5つご紹介します。

それでは、5つの盗難防止対策を見ていきましょう。

【対策①】固定式のダイナモライトにする

1つ目の対策は、ライトを固定式のダイナモライトにする事です。

ダイナモライトって何?

ダイナモライトとは、シティサイクルについてるタイヤをこすって発電するライトの事です

ダイナモライトは、工具なしで外すことができないので盗難防止としては優秀ですが、デメリットもあります。

それでは、ダイナモライトのメリットとデメリットを見てみましょう。

ダイナモライトのメリット
完全固定式なので、簡単には盗まれない
LEDの物を選べば、明るく発電効果が高いのでペダルが重くなりにくい
充電の必要がないので、1回取り付ければ放置でOK
ダイナモライトのデメリット
発電時はタイヤが少し重くなるので走行性が落ちる
自転車に取り付けホルダーがなければ別売りのホルダーが必要
初心者が一人で取り付けるには少し不安

ダイナモライトは便利そうだけど、走行性が落ちるのは僕は嫌だなぁ

ダイナモライトは、自転車によっては別売りの取り付けホルダーが必要な場合があります。

ロードバイク初心者でダイナモライトの取り付けに不安がある場合は、自転車屋さんに相談しましょう。

ダイナモライトは自転車にしっかり固定されているので、盗難防止効果の高いライトです。

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【対策②】自転車から離れる時はライトを持ち歩く

2つ目の対策は、自転車から離れる時はライトを外して持ち歩く事です。

あたりまえの話ですが、そこにライトがなければ盗むことはできません。

ロードバイクは高価なパーツを付ける場合も多いので、目を離す時には外せるパーツやバッグ類は持ち運びましょう。

僕はロードバイクを自分の目の届かないところには停めないよ!

ロードバイク愛好者はカフェなどで休憩する場合も、必ず店内から見える場所に停めるか、友達と交代で休憩するのが一般的です。

【対策③】盗まれにくい場所にライトを付ける

3つ目の対策はハブランプホルダーを使って、フロントハブにライトを取り付ける方法です。

【ハブランプホルダー】を使えば簡単にフロントハブにライトを取り付けられますよ。

ちょっと待って!フロントハブって何?どこ?

ハブとは、タイヤホイールの一部で、車輪の中心部にあるスポークを取り付ける回転体の事です。

前輪のハブを「フロントハブ」後輪のハブを「リアハブ」と言いますよ

ロードバイクのライトをハブにつける事で、ぱっと見ですぐに外せるようには見えなくなり盗難防止になります。

ハブランプホルダーは、前輪の「クイックリーリース」のナットを外して装着します。

クイックリリースとは、工具を使わずに前輪を外すためのレバーの事ですよ

フロントハブとクイックリリースの場所を画像で確認しましょう。

ハブランプホルダーにライトを取り付けると、防犯以外にもメリットがありますよ

ハブランプホルダーについて詳しく見ていきましょう。

ハブランプホルダーのメリットとデメリット
ライトを外すのを忘れても盗まれにくい
ライトの位置が低いので路面を明るく照らす
視野を広く照らす
ハンドル周りがスッキリする
パーツ自体は10g前後と軽いので走行の負担にならない
慣れるまで見た目に違和感がある
ライトを外す時にかがまなければならない
ハブランプホルダー外観
装着イメージ

画像引用 ライトウェイプロダクツジャパンHP

ハブランプホルダーにライトを装着しても、自転車から目を離す時はライトを取り外すのが基本です。

ハブランプホルダーは、「うっかりライトを外し忘れても盗まれにくい保険」くらいの感覚の方が良いでしょう。

低い位置にライトが付くので、視野が広く明るく見えるのも大きなメリットです。

ハブランプホルダーはうちの息子みたいに、ライトを外し忘れる人に良いアイテムね

ハブランプホルダーを使えばハンドル周りがスッキリして良さそう!

【対策④】盗まれてもいい安いライトをつける

4つ目の対策は、盗まれてもいい安いライトをつける事です。

盗まれてもいいというのは防犯対策としてはどうかと思いますが、私の息子にはこの方法を採用しています。

ただし、100円ショップのライトは明るさ不足、壊れやすい、防水機能がない等の点からおすすめできません。

私の息子の自転車ライトはAmazonで2,000円ほどで購入した物ですよ

中学生の息子はしょっちゅうライトを外し忘れているので、今は盗られてもそこまで惜しくない安価な物で十分だと思っています。

【対策⑤】結束バンドでライトを固定する

5つ目の対策は今持っている自転車ライトにできる対策として、結束バンドでライトを固定する方法です。

では、画像付きで結束バンドを使って自転車ライトを固定する方法をご紹介します。

一般的な工具不要のライトで説明します

一般的な工具不要のライトは、台座についたベルトを自転車のハンドルバーにぐるっと巻き付けて、穴に通して固定します。

結束バンドみたいな固定方法なのね

結束バンドを通す場所

結束バンドを使って、ベルトの先端が穴から抜けないように固定します。

完成写真

少し見づらいですが、実際に自転車に装着するとこんな感じになります。

余った結束バンドはハサミで切って下さいね。

分かりやすいように白い結束バンドを使いましたが、黒い結束バンドだと目立ちません。

結束バンドで自転車ライトを固定する方法は以上です。

結束バンドで自転車ライトを止めるのにかかった時間は1分ほどでした。

しかし、上で使った息子の使っているライトだと、結束バンドでの防犯対策は不十分です。

なぜかというと、息子のライトはUSBで充電する充電池式ライトなので、スライドすると簡単にライトが台座から外れるからです。

台座から外れないと充電する時に不便だものね…

充電式のライトは、上の写真のようにスライドすると簡単に台座から外せます。

乾電池式のライトは、台座とライトが一体化しているので結束バンドで固定できます。

乾電池式のライトは結束バンドで自転車に固定できますが、結束バンドはカッターで簡単に切る事ができるので盗難対策としては不十分です!

ここで、ロードバイク初心者のあなたのために充電池式ライトと乾電池式ライトの違いを解説しますね。

充電池式ライトと乾電池式ライトのメリットとデメリット

充電池式ライト
とても明るい
ライトが外せるので、懐中電灯としても使える
外出先で充電が切れるとすぐに充電できない
モバイルバッテリーを使用しても充電に時間がかかる
乾電池式ライト
明るさは充電池式ライトに劣る
電池が切れてもコンビニ等ですぐに買う事ができる
予備の乾電池を持ち歩けば安心
ライト自体のサイズや重量が大きい

どちらのライトにするかはあなたの生活スタイルやロードバイクの使い方から選んでくださいね。

私の息子の自転車ライトは、田舎で街灯が少ない事から明るさ重視で充電池式ライトに決めました。

充電池式ライトは懐中電灯にもなるから暗くなってからの整備にも便利だよ!

ロードバイクの自転車ライトが盗まれる理由

自転車のライトなんて盗まれるの?

自転車の盗難被害で自転車本体に次いで多いのが自転車ライトの盗難です。

2019年にスポーツサイクル利用者621名を対象に行った盗難被害のアンケートでも、ライトの盗難被害は自転車本体に次いで2位でした。

引用 AlterLock公式HP

息子の友達は、ショッピングモールの駐輪場に1時間ほど自転車を停めて、戻ったら自転車のライトが盗まれていたそうです。

休日は人通りも多く、目の前が遊具広場なので人目がある駐輪場でも盗難被害がある事に驚きました。

ママチャリやシティサイクルについている【ダイナモライト】はネジでしっかり自転車本体に固定されているので、そう簡単には盗まれません。

しかし、ロードバイクの自転車ライトはダイナモライトではなく、ハンドル周りにつけるライトが一般的なので盗難被害が増えています。

車体の軽さを重視するロードバイクの自転車ライトは、夜間だけ取り付けるために着脱のしやすさがメリットです。

しかし、着脱のしやすさから盗難被害にあいやすいというデメリットもあります。

自転車ライトを盗まれないためには、盗難防止対策をする必要があります。

自転車ライトに防犯機能!テールライトで愛車を守ろう!

ここからは、おすすめの防犯アイテムをご紹介します。

今までは「自転車ライトの盗難防止」についてお話をしてきましたが、自転車ライト以上に盗難被害にあいたくないのは「自転車本体」ですよね。

自転車の後ろにつけるテールライトに防犯機能が付いた物があるんですよ♪

テールライトとは、自転車後方につけるライトの事で暗い夜道で自転車の存在を周りに知らせる役割があります。

サドルの下などに付いてる赤いライトの事だね

Gelielimテールライト防犯アラームは、テールライトと防犯アラームの機能を併せ持った盗難防止アイテムです。

Gelielimテールライト防犯アラームは、防犯アラームをオンにしてから振動が加わるとアラームが鳴ります。

Gelielimテールライト防犯アラームのテールライトは、感光センサーにより暗くなると自動点灯し、振動がなくなると自動消灯します。

防犯アラームについて実証実験をした動画はこちらです。

引用 YouTube

上の動画内では自動点灯センサーはついてないと説明していますが、実際には自動点灯センサーがついています。(概要欄がいようらんで訂正されています)

Gelielimテールライト防犯アラームの主な機能をまとめました。

  • 業界初!防犯アラームの音量を3段階に調節可能
  • 業界初!振動に対するセンサー感度を3段階に調節可能
  • 防犯アラームの音は5種類から選べる
  • ライトは常時点灯、通常点滅、スロー点滅、高速点滅から選べる
  • ライトはセンサーの感知により自動点灯、自動消灯する
  • ネジなしで簡単に装着できる

Gelielimテールライト防犯アラームは1つでテールライトと防犯アラームの機能があるだけでなく、それぞれの機能も高性能ですね。

防犯アラームで自転車を盗まれにくくする事はできますが、基本的には愛車から目を離さないことが大切です。

こんなに便利な自転車ライトがあるのね!価格もお手頃だし、息子の自転車用に欲しいわ♪

自転車ライトの盗難後でも道路交通法で無灯火は違反!

もし、自転車ライトの盗難被害にあった場合そのまま走行していたら違反になるのでしょうか。

自転車ライトの盗難にあった場合でも、夜間に無灯火で走行したら道路交通法違反です!

もし、外出先で自転車ライトの盗難にあったら、自転車を押して歩くか、迎えに来てもらうか、自転車を置いて他の交通手段で帰る事になります。

自転車で夜間走行する場合は、ライトの盗難や故障に備えて予備のライトを用意したほうが良いでしょう。

ここからは自転車のライトに関する道路交通法について解説します。

(道路にある場合の灯火)

第十八条 車両等は、法第五十二条第一項前段の規定により、夜間、道路を通行するとき(高速自動車国道及び自動車専用道路においては前方二百メートル、その他の道路においては前方五十メートルまで明りように見える程度に照明が行われているトンネルを通行する場合を除く。)は、次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ当該各号に定める灯火をつけなければならない。

引用 e-Gov(電子政府総合窓口)道路交通法

自転車の灯火義務について、道路交通法施行令18条では上のとおり定めています。

道路交通法の「夜間」とは、日没から日の出までの時間の事です。

道路交通法違反をした場合はどうなるの?

自転車の無灯火運転は、道路交通法120条1項8号により5万円以下の罰金と定められています。

自転車の無灯火運転の場合、実際には警察からの「注意」で済む場合が多いようですが道路交通法はしっかり守りましょう。

私は夜間に車を運転する事もありますが、無灯火運転の自転車や暗い服装の歩行者にヒヤッとした事があります。

自転車のライトは、自分の存在を周りに知らせるためにも必要な物なので夜間の無灯火運転は絶対にやめましょう!

自転車ライトの盗難防止対策をしっかりし、予備のライトの用意もしましょう。

まとめ

  • 自転車ライトの盗難防止は結束バンドでは不十分。ライトを持ち歩く、フロントハブにライトを付ける、ダイナモライトにする等の対策を
  • フロントハブにライトを付ければ、防犯対策だけでなく視野が広く明るくなり、ハンドル周りがスッキリするというメリットがある
  • 自転車の無灯火運転は道路交通法違反になるので盗難被害や故障に備えて予備のライトを持つ方が良い
  • 自転車ライトは自分の存在を周りに知らせるために重要なアイテムなので、夜間の無灯火運転は絶対にやめましょう
  • Gelielimテールライト防犯アラームは、1台でテールライトと防犯アラームの機能を併せ持つ便利なアイテム
  • 自転車の盗難被害を防ぐには、防犯アラームを装備していても自転車から目を離さないことが大切

自転車ライトの盗難被害は自転車本体の次に多いので、しっかりと防犯対策をしましょう。

自転車ライトの防犯対策は結束バンドの他に、ライトを持ち歩く、フロントハブにライトをつける、固定式ダイナモライトにする等が必要です。

自転車ライトが盗まれたとしても、夜間の無灯火運転は危険な上、道路交通法違反になるので自転車ライトの予備は用意したほうが良いですね。

また記事で紹介した「Gelielimテールライト防犯アラーム」のような防犯対策グッズも上手に取り入れて、愛車を盗難被害から守りましょう。

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