ソレルのブーツは、雪・寒冷地域に対応しており、アウトドアアクティビティに最適なブーツです。
ソレルのブーツって、ムートンブーツのゴッツイ版みたいなの?
暖かそうだけど、ずんぐりむっくりしていてダサいイメージが…。
ソレルのブーツは機能性を最重要視しているため、存在感のある見た目が「ダサい」と思う人もいます。
ソレルのブーツはダサいと思う人もいますが、機能性だけでなくデザインを好む人もおり、決してダサくありません。
本記事では、ソレルのブーツをダサいと感じる理由や人気の秘訣、おすすめブーツについて解説していきます。
お手入れ方法についても紹介していますので参考にしてください。
ラバー素材は定期的にお手入れしないと、割れて取り返しがつかないことに…。
コロニルで新品のようなツヤが戻ります!
ソレルブーツがダサい理由3選!スノーブーツ特有の印象
ソレルのブーツは、カナダ発祥のスノーブーツとして有名なブランドです。
存在感があるブーツだから、コーディネートを失敗するとダサい見た目になりそう。
ソレルのブーツだけに限らず、スノーブーツは雪や寒冷地域に対応している分、存在感があります。
「コーディネートに取り入れづらい」と感じる人も結構いますし、失敗してダサい着こなしになってしまうなんてことも…。
ソレルのブーツは、機能性を重視しているため、寒さを防ぐ特徴的な見た目に「ダサい」と感じる人もいます。
ソレルのブーツが「ダサい」と感じる理由について解説していきます。
ソレルは豪雪地帯に住む人にとっては強い味方なので、ダサい理由も確認しつつ、機能性と天秤にかけましょう。
【理由1】見た目がゴツゴツしているから
ソレルのブーツは、雪や寒冷地域、アクティビティに活躍できるように作られています。
ソレルのブーツは、厚い層の防水素材や、雪国で足元を保護するための大きめソールを使用しているため、ゴツゴツした見た目です。
豪雪地帯でも足を守ってもらうためには、ゴツゴツした分厚いブーツになっちゃうよね。
機能性を優先させているので、ソレルのブーツのゴツゴツした見た目を「ダサい」と感じる人もいます。
【理由2】重くて存在感のあるデザインだから
ソレルのブーツは、雪や寒冷地域で使用できるように機能性が重視されており、ボリュームがある存在感抜群のデザインです。
メンズだと片方1kgを超える重さのブーツもあります。
ソレルブーツは、保温性を高めるために足首周りがモコモコして重そうな印象のため、きれいめファッション好きから「ダサい」と思われがちです。
カジュアルやアウトドアスタイルが好きな人には、ソレルのブーツがマッチしやすいです。
【理由3】コーディネートに取り入れづらいから
ソレルのブーツは、雪国仕様のゴツゴツしたデザイン、大きなファーなど、存在感のある見た目です。
ソレルのブーツをコーディネートに取り入れて、身に着けている服と調和させることが難しいため、ダサいと感じられることがあります。
もちろん、ソレルのブーツをファッションのアクセントとして取り入れ、ユニークなスタイリングを楽しむ人もいます。
カジュアルな着こなしなら、組み合わせやすそう!
スノーブーツ全般に言える事ですが、身に着ける洋服やアクセサリーとのバランス、季節感を考慮し着こなしましょう!
私は、あまり雪が積もらない地域に住んでいるので「スノーブーツはダサいしコーディネートとか無理だろう」という偏見を持っていました。
現段階でも失礼ながら「スノーブーツはダサいなぁ」と思ってしまう商品が多いですが、ソレルのブーツは「ダサい」なんて思いませんでした。
ソレルのブーツは種類も豊富なので、人気の秘訣とおすすめ商品も紹介していきます。
ソレルブーツが人気の秘訣!おすすめブーツ6選も紹介
ソレルのブーツは寒い土地でよく見かけるし、やっぱり人気が高いブランドなんだよね?
ソレルのブーツは機能性が高いので、寒い土地で重宝されていますね。
ソレルは、クラシカルなデザインからトレンドを取り入れたデザインまで種類が豊富なので、長年人気のブランドです。
ソレルは種類が多すぎて選びきれないよ!
どれがおすすめ?
ソレルは種類が多いので、どのブーツを選んだら良いのか迷ってしまいますよね。
レディースとメンズのおすすめ商品
レディース | メンズ |
---|---|
カリブー ウォータープルーフ | カリブー ウォータープルーフ |
ティボリ フォー ウォータープルーフ | 1964 パックナイロン ウォータープルーフ |
ウィットニー ツー ショート レース ウォータープルーフ | バクストン レース ウォータープルーフ |
引用 ソレル
ソレルのブーツがなぜ人気なのか、秘訣とおすすめブーツについて詳しく紹介していきます。
アイテムによっても、機能やデザイン性が大きく変わるので、用途に合わせてセレクトしましょうね。
【人気の秘訣1】雪国仕様の優れた機能性
ソレルは、酷く極寒な土地でも暖かく、雪のフィールドも歩きやすい高グリップ力など、機能性が高いブーツなので人気です。
現在主流のスノーブーツの構造は【レザーアッパー+ラバーボトム+着脱式フェルトインナーブーツ】。
世界で初めて打ち立てたのがソレルです。
アッパー部分(靴の底を除いた上の部分)は、レザー以外の素材でも防水加工が施されています。
ラバーアウトソール(靴底の裏側)は、さまざまな路面に対応できるよう複雑な形に設計されているので、歩きにくい雪道でも安心できますね♪
シリーズによっては、4層構造脱着可能なフェルトインナーブーツで、なんと-40度にも対応しています。
さすがカナダ発祥のスノーブーツだね!
豪雪地帯で遭難しても安心♪
外気を遮断し体の熱を反射し、保温性を高めてくれますが、さすがに遭難したときはブーツだけで安心できませんよ(笑)
【人気の秘訣2】おしゃれなデザイン
ソレルのブーツは、雪・寒冷地域で使用されるスノーブーツとして、世界的に認められているファッションアイテムです。
ソレルの質感やディテールまでこだわったデザインは、ファッション好きからの高い評価を得ています。
ゴツゴツした存在感のあるデザインが多いので、上級者向けの着こなし術は求められます。
【レディース】おすすめブーツ3選!
カリブー ウォータープルーフ | ティボリ フォー ウォータープルーフ | ウィットニー ツー ショート レース ウォータープルーフ | |
---|---|---|---|
カラー | Buff Black/Stone Shale/Stone | Ceramic/Natural Curry Black Quarry | Elk Quarry |
サイズ | 23cm~26cm (1cm刻み) | 22cm~28cm (0.5cm刻み) | 22.5cm~26cm (0.5cm刻み) |
重量(片足) | 883g | 551g | 368g |
防水機能 | 有 | 有 | 有 |
保温機能限界温度 | -40度 | – | – |
価格(税込) | 24,200円 | 22,000円 | 16,500円 |
- カリブー ウォータープルーフ
-
ソレルの代名詞「カリブー」は、40年以上変わらぬデザインを誇ります。
ソレルの定番中の定番とも言えるブーツです。
スノーブーツの名作として世界に君臨する、正統派のモデルで人気です。
極寒の地でも耐えられる強固な作りに安心感があります。
- ティボリ フォー ウォータープルーフ
-
ティボリは、スタイリングを選ばないバランス感の良いショート丈で、足元を女性らしく美しく見せてくれます。
可愛いシルエットだね!
豪雪時だけでなく街中でも活躍する、高い防水性を備えたショート丈のスノーブーツです。
- ウィットニー ツー ショート レース ウォータープルーフ
-
ウィットニー ツー ショート レースは、歩きやすく疲れにくいキルティングデザインで、水も防いで保温してくれます。
履きやすい丈感でスタイリングにも取り入れやすく、日常的にも使いやすいアイテムなので人気です。
ソレルのブーツのサイズ感としては、普段より1サイズ大きめがおすすめです。
メンズのブーツは、女性が履いても違和感のないデザインが多いです♪
ちなみに私は21.5cmがピッタリサイズなので、レディースのサイズだとブッカブカになっちゃいます。
私くらいのサイズの人ならご理解いただけるかと思いますが、ソレルに限らずほとんどの靴屋でレディースに値しないので慣れっこなんですけどね…。
足が小さかったら諦めるしかないの?
小さめサイズの人は、キッズ用がありますが、やはり子供向けのデザインが多いです。
「カリブー」はキッズ用でも19,800円(税込)で販売されていいます。
サイズが小さい分、レディースに比べて安価なのは嬉しいポイントですね。
【メンズ】おすすめブーツ3選!
カリブー ウォータープルーフ | 1964 パックナイロン ウォータープルーフ | バクストン レース ウォータープルーフ | |
---|---|---|---|
カラー | Buff Bruno Black/Dark Stone | Camel Brown/Black Tobacco/Black India Ink/Gum 10 Black/Ancient Fossil Quarry/ Dove | Major/Black Black/Quarry |
サイズ (1cm刻み) | 25cm~32cm | 25cm~32cm | 25cm~32cm |
重量(片足) | 1023g | 750g | 727.8g |
防水機能 | 有 | 有 | 有 |
保温機能限界温度 | -40度 | -40度 | -32度 |
価格(税込) | 24,200円 | 16,500円 | 22,000円 |
- カリブー ウォータープルーフ
-
ソレルの代名詞「カリブー」は、男女ともに愛されるシリーズです。
保温機能限界温度が-40度とソレル最高値なので、豪雪地帯で男らしく作業するにはピッタリのシリーズです。
メンズだけでなく、レディース用・キッズ用のカリブーもあるので、これを機に家族やペアでお揃いにしてみましょう!
- 1964 パックナイロン ウォータープルーフ
-
防寒性に優れた防水ブーツで、全天候に対応しています。
1964 パックナイロンは、スタイリングに取り入れやすいシックなカラーラインナップも特徴的なので人気です。
- バクストン レース ウォータープルーフ
-
防寒性と防滑性に優れた、防水レースアップブーツです。
バクストン レースは、アウトドアライクなデザインと、ボリューム感あるシルエットが男らしさを引き立てます。
「カリブー」をパートナーとペアで揃えても良いね!
レディースもメンズもあるカリブーは、家族やパートナーと揃える人は多いですね。
この機会に、ソレルの定番ブーツで足元ペアルックしてみましょう♪
ソレルブーツのお手入れ方法を紹介!分解して洗浄する
ソレルのブーツの多くは、インナーブーツとアッパー部分と分けてお手入れします。
アッパー部分 | 靴底を除いた靴のアウター部分のこと |
お手持ちのソレルブーツが、インナーブーツとアッパー部分で分解するタイプかどうか、確認してお手入れしましょう。
- インナーブーツ有
- インナーブーツ無し
ソレルで人気の「カリブー」は、インナーブーツとアッパー部分で分解できるタイプです。
ソレルブーツのお手入れ方法について詳しく解説していきます。
インナーブーツが無いタイプなら【アッパー部分1】以降を参考にしてください。
【準備】インナーブーツを取り出す
ソレルブーツの紐を緩めて、インナーブーツをやや力づくで引っ張ると外れます。
破れたり壊れたりしない?!
何かで固定されているわけではないので、思い切って引っ張ると外れます。
1度できたら感覚がつかめますが、最初は壊しちゃわないか怖いですよね。
様子をみつつ、やや力づく程度でやってみてくださいね(笑)
【インナーブーツ】優しく丁寧に手洗いする
ソレルのインナーブーツはウール素材なので、優しく手洗いしてください。
もちろんインナーブーツは洗濯機や乾燥機は使用できません。
- 中性洗剤
- お湯
- 容器(インナーブーツを揉み洗いできるサイズ)
- バスタオル
お手入れ方法3ステップ
お湯に適量の中性洗剤を溶かして、ソレルのインナーブーツを優しく揉み洗いします。
インナーブーツを、強く揉んだり擦ったりすると傷んでしまいますので、優しく丁寧に扱いましょう。
新たにお湯を入れて、丁寧にすすぎ作業をします。
ソレルのインナーブーツに浸透した洗剤が出てこなくなるまで、何度もお湯を入れなおして、すすぎ作業をしていきましょう。
すすぎ作業は、洗剤の泡や汚れが出てこなくなったら完了です。
インナーブーツは、絞ったり直射日光が当たる場所に干したりしてはいけません。
洗い終わったインナーブーツを押して水気を切り、バスタオルで包み込んで水気を切っていきます。
インナーブーツの水気を切ったら、風通しの良いところで日陰干ししてください。
シーズンオフじゃなかったら、ブーツを外に干すと凍っちゃうよ!
凍るほどの温度でしたら、室内で時間をかけて乾かしましょう。
お手入れしようとインナーブーツを取り出したら「ボロボロになっていた」なんてこともあります。
もしインナーブーツがボロボロになっていたら、お手入れしても元には戻らないので、交換を検討しましょう。
【アッパー部分1】ラバーを保護してヒビ割れ防止
カリブーのつま先は、ラバー素材で覆われており、定期的なお手入れをすることが非常に大事です。
つま先の方の硬い部分が「ラバー」ね!
ラバーを日頃から何もケアせずにいると、ゴムがヒビ割れてしまいます。
1度割れてしまったら再起不能なので、定期的にお手入れしておきましょう。
馬毛などのやわらかいブラシで、全体的にほこりやゴミを落とします。
ソレルのラバーには「コロニルのラバーブーツ用汚れ落とし」がおすすめです。
コロニル1本で汚れを落とし、ゴムの弾力性を保ってくれるので、優秀な商品です。
適量スプレーして、キレイな布で塗りこんでください。
スノーブーツやレインブーツにはコロニルが最適です!
「靴が生き返った」と高評価♪
【アッパー部分2】スエードやレザーは撥水処理が必須!
アッパー部分の広い範囲を占める素材によって、お手入れ方法が変わります。
お持ちのブーツが、どの素材でできているのか確認をしてから、適したお手入れをしてください。
ちなみに、カリブーはヌバック素材なので、さっそく次の項目で見ていきましょう!
【スエード系】スエード・ヌバック
馬毛などのやわらかいブラシで、全体的にほこりやゴミを落とします。
汚れがある場合の対処法
部分的な汚れ | ゴム製のクレープブラシやスエードクリーナーで、こすって汚れを落とす。 |
汚れがひどい | スエード・ヌバック用の革用洗剤を使って汚れを落とす。 |
汚れを落としたら、洗剤の成分が残らないように、軽く湿らした布で拭き取ります。
汚れを落とした後は乾燥させ、スエード・ヌバックに使用可能な撥水スプレーで、ラバー部分と合わせて撥水処理を行います。
スプレーが乾いた後は、やわらかいブラシで毛並みを整えます。
カリブーはヌバック素材だから、この方法でお手入れしたら良いのね?
【レザー系】フルグレインレザー・スムースレザー
馬毛などのやわらかいブラシで、全体的にほこりやゴミを落とします。
フルグレインレザー・スムースレザーに使用可能な洗剤を布に取って全体的に塗り、汚れを拭き取ります。
乾いた後は、やわらかい布で全体を乾拭きしましょう。
革用の撥水スプレーで、ラバー部分と合わせて撥水処理を行います。
スプレーが乾いた後は、やわらかい布で全体を乾拭きしましょう。
革用の撥水スプレーは、靴屋さんで購入できるよね?
革用の撥水スプレーは、ネットショップでも靴屋でも販売してます。
1本所持しておくと他の革製品にも使えますし、1000円前後で購入できますよ!
【レザー系】PUコーティングレザー(エナメル)
馬毛などのやわらかいブラシで、全体的にほこりやゴミを落とします。
PUコーティングレザーの部分的な汚れは、革専用の「汚れ落とし消しゴム」で擦って落としましょう!
エナメル専用のクリーナーを全体的にかけ、乾いたらやわらかい布で乾拭きしてください。
エナメル専用のつや出し剤を全体的に塗り、乾いたらやわらかい布で乾拭きします。
素材に合わせて、お手入れグッズを揃えないといけませんが、1度購入すると長く使えて重宝しますよ♪
以前の私は、革靴のお手入れが面倒だったので、革のパンプスを3ヶ月~半年周期で買い替えていましたが、非常に勿体ないです!
定期的にお手入れをして、長く愛用していきましょうね。
まとめ
- ソレルのブーツがダサいと感じるのは「見た目がゴツゴツしている」「重くて存在感がある」というスノーブーツ特有の理由。
- ソレルのブーツをコーディネートに取り入れて、調和させることが難しいため、ダサいと感じられることがある。
- ソレルのブーツが人気な理由は「雪国仕様の優れた機能性」「おしゃれなデザイン」であること。
- ソレルは、レディースもメンズも40年前からの定番である「カリブー」が1番のおすすめ商品。
- ソレルの多くの商品は、インナーブーツとアッパー部分と分けられるが、それぞれお手入れする必要がある。
- ソレルのインナーブーツは傷みやすいため、擦ったり絞ったり直射日光が当たる場所に干すことはNG。
日本だと、東北や北海道で使われることが多いソレルのブーツですが、雪が積もりにくい地方ではあまり馴染みがないでしょう。
ソレルは、雪・寒冷地域でも快適に使用できるよう、機能性を重視しているため、見た目のゴツゴツ感はコーディネートを悩ませることもあります。
きれいめファッションには不向きですが、カジュアルやアウトドアスタイルには、合わせやすいアイテムです。
シーズンオフのタイミングでしっかりお手入れして、長く愛用しましょう。
ラバー部分は劣化防止のためにコロニル必須!
「メンテナンスついでに、新品レベルのツヤに復活した」なんて人も♪
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