灯油消費量が多い地域では、屋外に灯油タンクを設置している家庭が多いです。
地域によっては身近にある灯油タンクですが、処分しようと思ってもどうしたらいいかわかりません。
屋外の灯油タンクは業者に頼んで処分してもらうのがおすすめです!
屋外の灯油タンクの処分は自分でできるのか、業者に頼むなら費用はいくらかかるのか気になります。
今回は、屋外の灯油タンクの処分方法や費用、灯油タンクを交換するときのおすすめの種類を紹介していきます。
北海道に住んでいる私にとって、屋外に大きな灯油タンクがあるのは当たり前です。
屋外の灯油タンクは寒い地域にしかないと知り、とても驚きました!
暖かい地域では灯油を使う機会が少ないため、ポリタンクで十分なようです。
屋外灯油タンクの処分方法は2つ!業者に依頼がおすすめ
屋外の灯油タンクの処分方法は業者に頼んで処分してもらう方法と自分で処分する方法の2つです。
自分で屋外の灯油タンクを処分するには安全対策や廃材の処分などやることが多く大変です。
屋外の灯油タンクの処分をしてくれる業者は少なく、請け負ってくれても手数料が高くなってしまうことがあります。
屋外の灯油タンクを安く処分したいなら自分で処分するのが良さそうですが、私だったら自分で行う手間や安全面を考えると業者の方が安心できますね。
屋外の灯油タンクを業者に処分してもらう方法
屋外の灯油タンクを処分するには灯油タンクの解体を行っている業者、ガソリンスタンドなど灯油を販売している業者に依頼します。
- 屋外の灯油タンクの処分を行っている業者に連絡し、見積もりを依頼する
- 業者が現地調査し、屋外にある灯油タンクの状態などを確認して見積もりを出す
- 灯油タンクの処分についての契約後、業者で灯油の処分、灯油タンクの撤去を行う
廃油の処理から灯油タンクの処分までしてくれたり、廃油処分は別途料金がかかったり、業者によって作業内容や料金は様々です。
業者が廃棄物や危険物を扱うための許可を得ているかも、信頼できる業者かどうか見極めるポイントです。
いくつかの業者に連絡し、灯油タンク処分にかかる費用の見積もりをとって依頼する業者を決めましょう。
少しでも早く安く済ませたいと思ってしまいますが、専門の業者で屋外の灯油タンクを処分してもらえるなら安心ですね。
業者に屋外の灯油タンクの処分を依頼したときの金額については後半で紹介します。
自分で屋外の灯油タンクを処分する方法
道具の準備や安全管理ができる、少しでも安く済ませたいと言うあなたには、自分で屋外の灯油タンクを処分する方法をご紹介します。
処分作業を行う前に屋外の灯油タンクに錆やひび割れ、漏れがなく、撤去可能な状態かを確認します。
灯油タンクを固定しているネジなどを外すためのレンチやボルトが必要です。
また、廃油を処分するためのポンプやホース、容器の準備をしておきます。
また、作業エリアの確保や周囲の人々の安全に配慮した作業を行なってください。
- 灯油タンク内の残油をポンプを使い容器に排出する
- 灯油タンクを固定しているボルトや釘を外し、切断機などを使って解体する
- 解体した部品は業者や地域のゴミ処理センターで処理してもらう
廃油は環境に悪影響を与える可能性があるため、排水や下水道には絶対に流さないでくださいね。
容器に移し替えた後の廃油は、業者に引き取ってもらいましょう。
廃油の処分についても、必要な許可を取っているか、料金や処理方法など、しっかり確認して信頼できる業者に頼んでくださいね。
業者に廃油や灯油タンクの処分を依頼したときの金額については後半で紹介します。
屋外灯油タンクの処分費用は大きさや内容で変わる
業者に屋外の灯油タンクの処分を依頼するときは、灯油タンクの大きさや業者よって差はありますが、ほとんどの場合費用がかかります。
自分で屋外の灯油タンクを処分する方法も紹介しましたが、廃油や解体後のタンクの処分など結局は業者に頼まなきゃいけないことが多いです。
灯油タンクの処分には少なからずお金がかかってしまいます。
灯油タンクの処分をするとき、具体的にどれぐらいの費用がかかるのか見てみましょう。
灯油タンク処分時にかかる費用を3パターンで比較
屋外の灯油タンクや灯油を処分してくれる業者の中から、3つのパターンで処分にかかる費用を比べてみました。
具体的な費用が記載されている業者については費用も記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
①灯油の処分、灯油タンクの撤去をしてくれる業者
1つ目の業者は灯油タンクの撤去から運搬、灯油の処分まで一連の作業をしてくれます。
| 作業内容 | 費用 |
|---|---|
| 工賃・出張料 | 6,600円 |
| 灯油抜き取り（洗浄車使用） | 6,000円 |
| 廃棄物運搬処理料 | 12,900円 |
| 計 | 25,500円 |
こちらの費用は一般的な大きさの屋外の灯油タンクを処分したときの費用です。
一連の作業を行ってくれるとなると5万円以上かかると思っていましたが、意外と安く済みそうです。
灯油の引き取りをしてくれる業者
2つ目の業者は灯油を無料で引き取ってくれる業者です。
業者のところまで灯油を持っていくのは大変ですが、無料で引き取ってくれるなら嬉しいですね。
灯油タンクの取り外し、灯油抜き取りは有料で対応してくれます。
灯油タンクの処分は業者に頼んだり、住んでいる地域の廃材処分方法に沿って処分したりしてくださいね。
灯油タンクの買い取り、処分を行なっている業者
3つ目の業者は灯油タンクの買い取りを行っています。
- 灯油タンクの大きさや状態によって買い取り金額は変化
- 灯油タンクの撤去は400ℓサイズで10,000円前後
- 廃油抜き取り、処分は有料で対応してくれる
大きさや状態にもよりますが、灯油タンクを買い取ってくれるのは嬉しいです。
灯油タンクの買い取り金額によっては、3つ目に紹介したパターンが1番安く屋外の灯油タンクを処分できるかもしれませんね。
3つの灯油タンクの処分方法を比べてみましたが、業者によって作業内容や費用が大きく変わることがわかりました。
私なら、お金がかかっても解体から処分まで全て行ってくれる業者に頼みたいです。
お住まいの地域で屋外の灯油タンクの処分に対応してくれる業者をいくつか探し、予算や作業内容を比較して信頼できる業者に頼んでくださいね。
屋外灯油タンクならステンレス!おすすめを複数紹介
屋外の灯油タンクを処分したくはないけど古くなったから交換したい、大きさを変えたいなどと思うことがあるかもしれません。
最近は、劣化しにくいステンレス素材の灯油タンクや、おしゃれなポリタンクやポリタンクケースもあります。
灯油タンクを新しくしたいあなたに、おすすめをいくつか紹介します。
屋外の灯油タンクを交換するならステンレスがおすすめ
一般的な屋外の灯油タンクの素材は、鉄やスチールを使ったものが多いです。
鉄やスチールの灯油タンクは灯油を満タンにしていないと錆びやすい、雨にさらされると錆や腐食の被害が出やすいといった特徴があります。
ステンレスの灯油タンクはステンレスの種類にもよりますが、錆びにくかったり腐食による穴が空きにくかったりといったメリットがあります。
ステンレスは医療器具にも使われているので、なんとなく安心できる気がします。
大容量の灯油タンクはいらない!小型でおしゃれなのもあり
大型のものは必要ないけど、灯油タンクは必要という時には、小型の灯油タンクやおしゃれなポリタンクケースがおすすめです。
小型の灯油タンクはよくある赤いポリタンク意外にも、パステルカラーやアースカラーのものがあり、置いてあっても目立ちません。
また、赤いポリタンクを屋外に置いておくためのポリタンクケースもあります。
ポリタンクケースはクーラーボックスのような見た目で、小型の灯油タンクと同様に屋外でも目立ちにくいデザインです。
見た目がおしゃれだと持ち運ぶ時にもテンションが上がりそうです。
屋外の灯油タンクの替え時は？寿命は10〜15年
一般的に屋外に設置する灯油タンクの寿命は10〜15年程度と言われています。
1度灯油タンクを設置したら長い間使えると思っていましたが、意外と寿命は短いことに驚きました。
屋外にある灯油タンクの状態、劣化の度合いなど使用状況によっては寿命が短くなることもあります。
定期的に屋外の灯油タンクの状態を確認し、錆や腐食、漏れが見つかった場合はすぐに専門業者に相談しましょう。
まとめ
- 屋外の灯油タンクを処分するには自分でやる方法と業者に頼む方法がある
- 自分で灯油タンクを処分する方法では道具の準備や廃材の処分でお金がかかる
- 業者によって灯油タンク処分の費用の差が大きく、見積もりを取り信頼できる業者に頼むことが大切
- 屋外灯油タンクの寿命は10〜15年程度
- 屋外の灯油タンクを交換したいならステンレス素材がおすすめ
屋外の灯油タンクを処分するときは自分で処分する方法と業者に頼む方法があります。
業者に頼むと、灯油や廃材の処分もしてくれるので安心です。
業者によって費用や作業内容は差があるので、いくつかの業者から見積もりをとり、信頼できる業者に頼むようにしてくださいね。
また、灯油タンクは処分の他に交換や小さいサイズに替えることもできます。
屋外の灯油タンクの処分方法を知っていれば、安心安全に灯油タンクを処分できますね。
あなたに合った方法で屋外の灯油タンクを処分してくださいね!
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