お弁当作りが憂鬱・・・。
冷凍食品で楽したいけど体に悪そうで心配だわ。
そんな悩みを持っていませんか?
私も子供2人に毎日お弁当を作っているのでその煩わしさ、分かります。
冷凍食品は添加物が使われていて体に悪いというイメージがありますが、健康意識が高まる中、添加物なしまたは低添加の冷凍食品は増えています。
冷凍食品を使うことに抵抗を感じているあなたのために、数ある商品の中から厳選して添加物なしを3選、添加物少なめを2選、計5選をご紹介します。
安心して使える冷凍食品のご紹介の後、冷凍食品が体に悪いとされる理由や選び方まで解説します。
上手に賢く添加物なしの冷凍食品を使って朝の忙しさから解放されましょう!
冷凍食品で添加物なしのお勧めメーカー3選を徹底解説!
冷凍食品で添加物なしのものは探せば意外とあるものです。
また近年健康意識が高まる中で、完全無添加で冷凍食品を作っているメーカーさんも増えています。
添加物なしの冷凍食品でおすすめのメーカーは以下の3つです。
【イオン】グリーンアイシリーズは有機野菜で安心!
カット野菜の冷凍食品で私がお勧めするのは、イオンのオリジナルブランドであるグリーンアイオーガニックです。
カット野菜の冷凍食品で添加物なしの商品は、イオンのグリーンアイシリーズではなくてもどこのスーパーにも大体あります。
その中でもイオンのグリーンアイシリーズがお勧めな理由は以下の通りです。
- 農薬や化学肥料を使わない有機野菜を使っている
- 生態系の保全や持続可能な環境へ配慮した取り組みをしている
- ネットで取り寄せなくてもスーパーで手軽に買える
- 値段が200円以下と、とてもお買い得
- おいしい
添加物なしなだけでなく、使われている素材が農薬や化学肥料を使用しない有機野菜だというところでポイントが高いです!
グリーンアイシリーズの冷凍食品は以下の13種類があります。
- ミックスベジタブル
- カーネルコーン
- グリーンピース
- ブロッコリー
- いんげん
- グリーンアスパラ
- むき枝豆
- ささがきごぼう
- れんこん
- きざみおくら
- 洋風野菜ミックス
- 7品目の和風野菜ミックス
- 2色アスパラ入りの野菜ミックス
彩りが足りないときはブロッコリーを冷凍のまま入れてもOK!
ささがきごぼうもお勧め!面倒な下処理無しで必要な時に必要な分量だけ使えるので便利です。
【秋川牧園】素材は自社で育成し無投薬飼育の鶏使用!
引用 秋川牧園
秋川牧園は「もうひとつの台所」をキャッチコピーに、家族に安心して食べてもらえるように添加物を一切使用しない冷凍食品を提供しています。
秋川牧園をお勧めする理由は以下の5つの点があります。
- 合成着色料や化学調味料を一切使っていない
- 使用するお肉はすべて秋川牧園で育てたもの
- 抗生物質・抗菌剤を使わない無投薬飼育で鶏を育成
- 自社工場で徹底した品質管理で製造
- 副原料に至るまできちんとトレースの取れた安全なものを使用
可能な素材は全て自社で育成し、それ以外は調味料に至るまですべて国産のものを使用し、きちんとトレースを取っています。
安心安全へのこだわりが隅々まで行き届いているので秋川牧園の食べ物なら小さな子供にも安心して食べさせることができますね!
素材の質が良いのでとーってもおいしいんです!!
- 紀伊国屋やビオセボンなどのオーガニック系のスーパー
- 生協やらでぃっしゅぼーやなどの食材宅配サービス
- 公式ショップ
- アマゾン、楽天、Yahoo!ショッピング
秋川牧園人気の商品はチキンナゲットです。
他のチキンナゲットは食べたくなくなるくらいおいしいです!
大人にはスパイシーささみカツも人気です。
【惣菜Okawari】天然だしや国産素材を使った和食料理!
引用 惣菜Okawari
惣菜Okawariは化学調味料や合成着色料を使用しない、定番和食料理のお惣菜を中心とした冷凍食品を作っている会社です。
惣菜Okawariのおすすめポイントは以下の通りです。
- 保存料、化学調味料、合成着色料を使用しない完全無添加
- 和食の定番メニューが多い
- 天然かつおだしや天然こんぶだしを使用
- 人口調味料などを使用せず国産のこだわりのものを使用
- 国産野菜を使用
- 自社加工し、徹底した品質管理で安心安全にこだわりがある
五目ひじき、きんぴらごぼう、切り干し大根、筑前煮など、「お母さんの手づくりの味」として栄養バランスを考えて提供しています。
お弁当にあと一品欲しい時に、ひじきやきんぴらごぼうなどがあるととても重宝しますよね。
- アマゾン
- 楽天
- Yahoo!ショッピング
惣菜okawariは特に楽天で人気があり、ショップ全体の口コミ数は2,400件以上もあるのに評価が4.80なんです!すごいですよね。(2022年12月時点)
普段使いのお弁当にももちろん重宝するのですが、1人暮らしをしている家族や夫婦二人だけの世帯、またギフトにも最適です。
人気のお試し9種類セットの内容は以下の通りです。
- きんぴらごぼう
- きんぴられんこん
- 五目ひじき
- 切干大根煮
- ぴり辛筑前煮
- さばの煮付
- 牛すじスープ
- 牛すじのどて煮
- 鶏肉となすのピリ辛炒
どれもおいしそうニャ!!忙しい時や体調が悪くて作れない時にとっても便利!!非常食にも◎
冷凍食品で添加物が少ない市販品のお勧め2選を紹介!
完全無添加の冷凍食品はスーパーで見つけにくかったり、価格が少し高めだったりするところがネックとなることがあります。
続いては無添加ではありませんが、添加物が少ない冷凍食品でオススメのものをご紹介します。
添加物が少ない冷凍食品でオススメのものは、ネットや食材宅配サービスではなく、お店で手に取って確認できるメーカーをピックアップしました。
【ニチレイフーズ】スーパーで手軽に買える人気商品!
ニチレイの「お弁当にGood!」シリーズは完全無添加ではないのですが、化学調味料・保存料・着色料が無添加です。
緑の円形のロゴマークが目印でスーパーの定番商品として気軽に買えるところが魅力的です。
ニチレイのお弁当にGood!シリーズのおすすめポイントは以下の通りです。
- 食品添加物のうち、着色料・保存料・合成調味料を使用しない
- 原材料を3段階に遡ってチェック
- 品質、メニュー、おいしさ、安心にこだわっている
- スーパーで150円前後で手軽に買える
着色料・保存料・合成調味料を使用しないだけでも評価できますが、さらに原材料を3段階に遡ってチェックしているところに安心感があります。
3段階とは、調味料を考えた時、①調味料→②醤油→③大豆の3段階の過程で、添加物が使用されていないかチェックします。
特にオススメなのはハンバーグなのですが、おいしいだけでなく添加物もわずか1種類だけです。
食肉(牛肉(輸入)、豚肉)、たまねぎ、粒状植物性たん白、つなぎ(鶏卵、パン粉、粉末卵白)、ぶどう糖、植物油脂、しょうゆ、ソテーオニオン、食塩、食物繊維、発酵調味料、香辛料、しょうゆ加工品、卵殻粉/加工でん粉、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・大豆・豚肉を含む)
引用および参考 ニチレイ
添加物として使われているのは加工でんぷんのみです。
【無印良品】化学調味料不使用で素材の良さを活かす!
宅配やネットではなく、手に取って自分の目で確かめながら買うことのできるメーカーで、もう1つおすすめが無印良品です。
無印良品も完全無添加ではないのですが、素材の良さを生かし、化学調味料を使用しないこだわりを持っています。
無印良品のおすすめポイントは以下の4点が挙げられます。
- 化学調味料を使用しない
- 素材本来の味わいを活かすようこだわりがある
- 普段の食生活に取り入れやすいメニューを揃えている
- パッケージを透明にし、一目で中身が分かるようにする
無印の冷凍食品と言えばキンパが大人気で、一時期は売り切れてなかなか手に入らなかったほどです。
おにぎりやからあげ、シュウマイ、ハンバーグなど、かなり豊富なメニューがありますのできっとお弁当に役立ってくれることでしょう。
私は無印のおにぎりがお気に入りでお昼によく持参しています。原料は以下の通りです。
うるち精米(国産)、もち麦(国産)、枝豆、塩昆布、いりごま、食塩、植物油脂、(一部に小麦・ごま・大豆を含む)
もち麦のプチプチ触感がおいし~!カロリーも134kcalと控えめでダイエットにもいいかも!
他にもエビシュウマイをよく利用しているのですが、国産野菜を使用し、あっさりしていてとてもおいしいです。
野菜(キャベツ(国産)、玉ねぎ(国産))、豚脂、魚肉(えび(ベトナム)、たらのすり身)、鶏肉、植物油脂、粒状植物性たん白、砂糖、食塩、酵母エキス、しょうゆ、ホタテエキス、香辛料、皮(小麦粉、植物油脂、食塩) / 加工デンプン、(一部にえび・小麦・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
参考 無印良品
無印良品は低添加物で安心して食べられて、しかもおいしい!
冷凍食品の添加物が危険と言われる理由と選び方
冷凍食品は体に悪いからなるべく使わないようにした方がいい、といったような冷凍食品を危険視する風潮がありますよね?
実際、冷凍食品は危険で避けた方が良いのでしょうか?
結論から言うと、冷凍食品は危険ではありませんが、商品の裏面に書かれている原材料をよくチェックした上で、選ぶことが大事です。
なぜ冷凍食品は体に良くないと言われてしまうのか、理由を知った上で自分なりの判断基準で商品を選ぶようにしましょう!
- 栄養価が少ない…季節外れの生野菜より栄養は高い
- 中国産が多い…食品衛生法に違反している率は0.02%
- 食品添加物が入っている…判断基準は4つのポイント
【理由①】栄養価が少ない(季節外れの生野菜より栄養価がある)
冷凍すると生の食品より栄養価が落ちる、そんなイメージはありませんか?
急速冷凍が可能になったことによって食品の細胞を壊さず、栄養価や味を損なわずに保存することができるようになりました。
むしろ冷凍食品は収穫してすぐに冷凍するので、生の食品のようにスーパーに出荷され、私たちの食卓に上がるまでの時間がかからず新鮮です。
キノコ類やニンジン、ブロッコリーなど冷凍した方が栄養価が上がる食品もあります。
旬ではない生の野菜は高いから冷凍食品は価格が安定しているところもGood!
【理由②】中国産が多い(食品衛生法に違反している率は0.02%)
冷凍食品は体に悪いと思われてしまう一因として中国産が多いこともあげられます。
2002年から2008年の頃に中国で作られた冷凍食品に残留農薬があったため、食中毒が起こり病院に運ばれた人が相次ぎました。
事態を重く受け止め、現在は日本人が派遣され厳格な農薬管理と輸入時の検査を行っているため、かなり安全なレベルになっています。
参考 厚生労働省令和3年の調査
日本産だから安全、中国産だから危険だということはありません。
【理由③】食品添加物が入っている(判断基準4つのポイント)
冷凍食品に入っている食品添加物についてお伝えしたいことは以下の4点です。
冷凍食品の食品添加物に対する考え方4つのポイント
- 冷凍食品には保存料が入っていない
- 食品衛生法に基づいて厳しく使用基準が定められチェックされているので安全であるとする意見
- 複数併用摂取や長期摂取についての安全性が十分に調査されていないので危険とする意見
- 自分の中で判断基準を設け折り合いを付けて行く必要がある
冷凍食品には保存料が入っていない
冷凍食品は保存料を入れる必要がないということをご存知ですか?
冷凍食品の裏面の保存方法のところを見て頂くと必ず「-18℃以下で保存してください。」と書いてあります。
-18℃以下というのがポイントで、この温度以下で保存していれば食中毒や腐敗の原因となる細菌が繁殖できないのです。
冷凍食品は保存料が入っていない分、他の加工食品よりは安全とも言えますね。
この設定温度が守られている前提で冷凍食品は製造から6~12ヶ月が賞味期限となっています。実際の賞味期限はパッケージ裏面を見て下さい。
なるべく冷凍庫の開閉を減らし、賞味期限を過信せず2~3か月くらいで食べきった方が安心!
食品衛生法に基づいて厳しく使用基準が定められ、チェックされているので安全であるとする意見
食品添加物の使用基準は食品安全委員会の評価に基づき、食品衛生法でどの添加物をどのくらいの量を使用しても良いのか厳しく定められています。
ラットの100分の1!?それなら大丈夫でしょ!
実際には100分の1の量よりずっと少なくなるように法律で使用基準が設定されているので、毎日食べても安全だと言われいます。
複数併用摂取や長期摂取についての安全性が十分に調査されていないので危険とする意見
一方で危険視する人たちは、以下の3つのポイントが十分に調査されていないと主張しています。
- 動物実験のみなので人間においても大丈夫なのだという確認はされていない
- 複数の添加物を同時に併用摂取した場合
- 10年20年単位の長期間摂取し続けた場合
安全だする根拠が動物実験のみです。人間に対して試すと人体実験になってしまうので仕方ないのですが、人間への安全性は十分に確認されていません。
添加物が安全だと認定された使用基準というのは1つ1つ単体で摂取した場合においてです。
食品によっては1つの食品に20種の添加物が入っていることもあります。
1つ1つは安全でも複数の添加物を同時に摂取したことによる化学反応で、危険な物質に変化する危険性が指摘されています。
また、ラットでの実験は通常短期間調査で、せいぜい長くても1年程度です。
子供のころから何十年にわたって摂取し続けた場合に本当に大丈夫なのかという調査は十分に行われていません。
自分の中で判断基準を設け折り合いを付けて行く必要がある
危険視する意見を聞いてしまうとやっぱり危ないのかな、と添加物を避けたくなりますよね。
ですが、ラットが安全とされる量の100分の1よりも少ない量で厳しく管理されていますのであまり神経質になりすぎないことです。
人付き合いで食べる必要があるときもありますし、現実問題添加物ゼロ生活は無理があります。
気にしすぎると食べられるものが無くなっちゃうし、おいしく楽しく食べれない!
また、添加物のおかげで私たちは食中毒になる危険性を減らし、見栄え、口当たりの良さ、おいしさを享受できているのです。
大事なのは徹底排除ではなく、自分の中で折り合いを見つけることです。
安さ、便利さ、見栄えの良さ、おいしさ、健康に良いもの。どれを取るか答えは人それぞれ!
安心安全が保証されている冷凍食品ではありますが、商品を選ぶときはパッケージの裏面の原材料を見ることをおすすめします。
原材料の一覧にある「/」以下に添加物のリストが書かれてあるので要チェックです!
このリストが多ければ多いほど添加物をたくさん使用していることになります。
同じような商品が複数あるときは原材料を見て少しでも添加物が少ないものを選ぶ心がけがあるといいですね!
また言うまでもなく加工食品は味が濃いものが多く、塩分や糖分の取り過ぎになるので加工食品が続いてしまったら手作りも心掛けて欲しいです!
まとめ
- 探せば冷凍食品の無添加または低添加商品はたくさんあり、今回は厳選して無添加3つ、低添加2つをご紹介。
- 添加物なしの冷凍食品でオススメなのはイオンのカット野菜、秋川牧園、惣菜Okawariの3つ。
- 低添加の冷凍食品で市販で買えるもののおすすめはニチレイお弁当にGood!と無印良品。
- 冷凍食品は細菌が繁殖できない温度である-18℃以下で保存するので保存料を使う必要がない。
- 中国産はかつては食中毒の事件があったが、今は食品衛生法の違反率が0.02%でかなり安全なレベルになっている。
- 食品パッケージの裏面の原材料を見る習慣をつけ、なるべく添加物が少ないものを選ぶようにする。
食品パッケージ裏面の原材料を見る習慣をつけ、なるべく添加物が少ないものを選ぶようにすれば安全・手軽さ・おいしさの3拍子が揃います!
是非便利さを享受しつつ安心でおいしい冷凍食品を取り入れて朝の忙しさから解放されましょう!
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