電動自転車20インチは「小さいけど種類が多くて良いな」と気になっている人も多いはず。
小型は可愛いけど乗りにくそう!
デメリットとメリットを教えて?
電動自転車20インチは小型であることが、デメリット・メリットに直結しています。
デメリット | メリット |
---|---|
漕ぐ回数多め スピードが出しづらい 走行中不安定 長距離走行が苦手 身長140cm以上は不向き 子供乗せ未対応車種あり | 走り出しがスムーズ 街中走行が得意 車へ収納可能 種類豊富 低身長・子供乗せ向き 高齢者におすすめ |
本記事では、電動自転車20インチのデメリットやメリット、高齢者向け選び方まで詳しく解説していきます。
事故防止のために、電動自転車の特性を正しく理解し、安全な運転が大事です!
注意点も紹介しているので、安全・快適なサイクルライフの参考にしてください♪
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電動自転車20インチのデメリット6選!長距離走行が苦手
電動自転車20インチの適応身長は114cm〜137cmと低身長向きで、小型であることがデメリットの理由に直結します。
電動自転車20インチは子供向け?
20インチが気になっていたのに…。
もちろん大人も運転できますが、小型ならではの欠点を把握しておきましょう。
電動自転車20インチは、小型ならではのデメリットが6つあるので、詳しく解説していきます。
認識がズレていると「電動自転車ってこんなものなの?」なんてサイズミスで失敗しちゃうことも…。
電動自転車20インチのデメリットを把握して、あなたに合ったサイズなのか、具体的にイメージしてみましょう!
【デメリット1】タイヤが小さいため漕ぐ回数が必要
20インチは、電動自転車で1番小さいサイズです。
タイヤが大きいと1漕ぎで長く進みますが、小さいと1漕ぎで進む距離が短いです。
始めて運転する「車」と言えば、子供が使う「三輪車」じゃないでしょうか?
小さな三輪車を一生懸命漕いでも、進む距離は短いですよね。
タイヤのサイズが小さいと、たくさん漕ぐ必要があります。
【デメリット2】スピードを出して走行しづらい
20インチの電動自転車はタイヤが小さいので、スピードを出しにくいことがデメリットです。
スピードを出すには漕ぐ回数が必要なため、他の電動自転車に比べて疲れやすいです。
小型の電動自転車は、スピードを出したい人には向かないね!
スピード感をもって電動自転車に乗りたいなら、26インチ以上の大きめサイズが良いでしょう。
【デメリット3】走行中は不安定になりがち
走行中の不安定さは、20インチのデメリットです。
タイヤの大きさは、走行時の安定性に比例します。
20インチのタイヤだと、道の形状に合わせて振動が伝わりやすいので、段差でふらつくことがあります。
電動自転車20インチで段差を乗り越えるときは、他の電動自転車以上に漕ぐ力が必要です。
スポーティな乗り方をしたいなら、20インチはおすすめできません。
【デメリット4】長距離走行(5km以上)に向いていない
20インチのタイヤだと、安定した走行をするための集中力がいる上に、たくさん漕ぐ必要があるので長距離運転は向きません。
もちろん、5km以上の長距離走行にも対応しているのですが、それなりの体力が必要です。
電動自転車が小型だと、バッテリーも小型であることが多いです。
小型のバッテリーだと、充電頻度も多くなり、長時間の使用ができないので注意しましょう。
【デメリット5】身長140cm以上に向いていない
20インチの適応身長は114cm〜137cmです。
20インチや22インチの電動自転車は、子供や高齢者に良いですが、140cm以上の身長なら24インチ以上がおすすめです。
【デメリット6】子供乗せに対応していない車種がある
小型である20インチの電動自転車は、子供乗せに対応している車種が多いです。
しかし、カゴ無しタイプの「電動ミニベロ」「折りたたみ電動自転車」は、子供乗せに対応していないことが多いです。
カゴ無しタイプのミニベロや折りたたみ自転車は、全長が短めで、元々子供用シートを設置するように設計がされていません。
そうゆう自転車って「1人用」って感じがするから、子供乗せに考える人も少なそうよね。
そうですね、カゴ無しタイプの電動ミニベロや折りたたみ電動自転車は、おしゃれを楽しんだり1人でお出かけしたりするために使用しましょう。
電動自転車20インチのメリット6選!小型で軽量が武器
小型の電動自転車はおしゃれなイメージがあったから、デメリットが多くて残念…。
そうですね、20インチの電動自転車は種類が豊富なので、おしゃれなデザインもよく見かけますね。
小型だからこその強みもあるので、あえて20インチを選ぶ人も多いんですよ!
短距離でちょこちょこ乗るなら、良さそうね!
電動自転車20インチのメリットは、街乗りや子供乗せ、高齢者の人に役立つことです。
電動自転車20インチのメリット6つについて詳しく解説していきます。
あなたの目的やライフスタイルに、電動自転車20インチが合っているのか、確認をしていきましょう。
カゴ付きだと通勤・通学にも重宝します。
電動アシスト機能のおかげで、スイスイ走れてノンストレス♪
【メリット1】走り出しがスムーズ
20インチの電動自転車は、小型で軽量だからこそ、走り出しがスムーズです。
買い物や通勤・通学などで、走行したり止まったりが多いなら、電動自転車20インチだとラクに移動しやすいです。
5km以下の短距離走行ばかりなら、電動自転車20インチを検討してみても良いでしょう。
【メリット2】小回りが利くから街中走行に向いている
コンパクトサイズな電動自転車20インチは、小回りがきくので、狭い道でも爽快に走行できます。
タイヤも小さくスピードが出しづらい代わりに、停車スピードが早いのがメリットです。
電動自転車20インチだと、人や交通量が多い街中でもスムーズな走り出しと素早い停車で、ストレスなく活動できます。
小回りが利くから、街中は小型の自転車が多いんだね!
通学や通勤で使用する分にも、役立つはずです♪
【メリット3】軽量でコンパクトだから車へ収納可能
電動自転車20インチ最大のメリットは「小型」で「軽量」であることです。
電動自転車20インチは、車への積み下ろしもしやすくコンパクトに収納ができるので、出先でのサイクリングなどにも良いです。
見知らぬ土地でも、持ち運び便利な電動自転車20インチで、スイスイ走って楽しみましょう!
私は遠方での仕事が多いので、一時期小型の電動自転車を購入するか迷った時期がありました。
電動自転車で仕事するつもりだったの?!
もちろん仕事のためではありません!
同僚たちと離れて、私が仕事中にお散歩するために、電動自転車がほしかったのです。
その当時、仕事のためだからと会社に相談したら2万円までの決済しか下りず「折りたたみ電動自転車が買えない…」と断念した記憶があります。
【メリット4】種類が豊富で可愛いデザインが選べる
20インチは、電動自転車の中でもデザインの種類が1番多く、可愛いものからスポーティなものまで幅広いラインナップがあります。
20インチ電動自転車の種類
- シティサイクル
-
最も一般的な日常生活用車種
- 子供乗せタイプ
-
子供用シートを設置して子供を乗せる
- スポーツタイプ
-
スポーツ向けのタイプ
- 折りたたみ
-
フレームなどを折りたためるタイプ
- シニア向け
-
シニア向けの低床フレームや、三輪・四輪タイプもある
20インチ以下の自転車をミニベロと言います。
「電動ミニベロ」として、カゴ無しタイプの可愛い電動自転車を多く見かけます。
【メリット5】低身長の人や子供乗せに向いている
20インチの適応身長は114cm〜137cmです。
子供はもちろん、150cm前後の低身長で子供乗せ用に考えているなら、20インチの電動自転車が良いでしょう。
電動自転車に子供を乗せるときは、必ず子供用シート(車に乗せるチャイルドシートと同じようなもの)を設置しなければなりません。
子供をスムーズな乗せ降ろしをするには、思っている以上に小さめサイズの電動自転車が良いです。
子供用シートや子供を乗せることで重心も低くなるので、走行中の安定性は高まります。
【メリット6】高齢者におすすめなサイズ
電動自転車20インチは、小型だからこそ高齢者におすすめできるサイズです。
高齢者が電動自転車を運転するとき気を付けるべき点は「転倒防止」「特性を理解して安全運転」です。
もちろん、大前提で交通ルールは厳守ね!
電動自転車20インチは、転倒を防止しやすく、コントロールしやすいので、高齢者におすすめできます。
詳しくは、次の章で見ていきましょう。
電動自転車20インチは高齢者に良い!選び方や注意点
電動自転車20インチは、小型でコントロールがしやすいので、高齢者におすすめです。
「シニア向け」として販売されている電動自転車の多くが20インチです。
自転車屋さんで「シニア向け」と書いてあるPOPを見かけたわよ。
どんなタイプを選んだら良いんじゃ?
- 全長が短い低床フレームで転倒防止
- コントロールしやすい軽量タイプ
- 簡易的な操作機能
- 運転に自信が無い人は三輪や四輪
- 自治体の補助金を活用する
自転車とは言えど「車」の一種です。
自転車の運転に全然自信が無いなら、そもそも電動自転車の購入はおすすめできません。
高齢者向けに、電動自転車20インチの選び方や運転方法について、詳しく解説していきます。
高齢者による事故が増加傾向です!
最後に注意点も紹介しているので、電動自転車の特性をしっかり理解して、事故防止に努めましょう。
【選び方】小型で軽量タイプがコントロールしやすい
【選び方1】全長が短い低床フレームで転倒防止
高齢者には、全長が短い20インチの低床フレーム設計が安心できます。
身長に合わせて電動自転車を選んでしまうと「フレームが高くて乗り降りの際にバランスを崩してしまう」なんてケースもあります。
大きめサイズだと全長も長いため、コントロールが困難です。
全長が短い低床フレームだと、走行中や乗り降りするときに不安定になっても、地面に足がつきやすいので転倒しにくいです。
シニア向け電動自転車の多くが、低床フレームの20インチ電動自転車です。
【選び方2】コントロールしやすい軽量タイプ
高齢者が電動自転車を購入するなら、重さは重要ポイントです。
電動自転車は、アシストするための機能やバッテリーを装備しているので、一般的な自転車に比べて格段に重いです。
電動自転車の重さは、25kg〜30kg前後のものが多いですが、高齢者なら20kg前後の軽量タイプを選びましょう。
軽量タイプにすることで、コントロールしやすくなり、転倒を回避できます。
また、道路状況によっては、電動自転車を押して歩かなければなりません。
せっかくの電動自転車ですから、軽量タイプで押し歩きの負担を軽減しましょう。
【選び方3】簡易的な操作機能
電動自転車は、電源を入れたり、走行モードを切り替えたり、便利な機能が装備されています。
高齢者にとって、複雑な操作は混乱しますし、最悪運転の妨げになってしまいます。
高齢者なら、操作がシンプルな「シニア向け電動自転車」を選びましょう。
シニア向け電動自転車は、バッテリー残量表示が大きく、他の切り替え操作などが簡易的でわかりやすいものが多いです。
【選び方4】運転に自信が無い人は三輪や四輪を選ぶ
自転車が得意な人や筋力に自信がある人は、電動自転車を問題なく使いこなせるでしょう。
しかし、電動自転車は慣れていないと、重さもある分バランスが取りづらいです。
運転に自信が無い高齢者は、三輪や四輪の電動自転車を選びましょう。
三輪や四輪の電動自転車は、二輪に比べて安定しており、荷物の収納スペースも大きくなります。
三輪や四輪だと、二輪に比べて割高なので、予算も配慮しましょう。
そもそも自転車の運転経験が少ない高齢者には、たとえ三輪や四輪でもおすすめしません。
私の母親は70歳代ですが、これまで車も自転車も運転したことがありません。
「私も運転免許とってみようかしら?」と言っていた時期があったので、家族揃って止めました。
すると「じゃあ自転車で良いわ」と言い出したのです。
「じゃあ」とは…?
甘く見てはいけませんよ。
自転車も「車」なので、運転経験が無いのであれば、電動であっても危険です。
【選び方5】自治体の補助金を活用する
電動自転車を購入するなら、自治体によっては補助金を取得できます。
- 自治体にある自転車店で購入すること
- 申請者がその自治体に在住していること
- 安全基準を満たす自転車であること
- 防犯登録をすること
「電動自転車の補助金は受けられるが年齢制限がある」などの追加条件が必要な自治体もあります。
電動自転車の補助金が取得できるか、市役所や役場で確認してみましょう。
補助金を取得できる場合は、近くの自転車店で値段を調べるのと同時に、ネットの値段を比較してみましょう。
電動自転車の運転方法は簡単4ステップ!
鍵を外し、止まったままの電動自転車にまたいで乗ります。
電動自転車に乗ったら、すぐに電源を入れます。
電源を入れないと「電動アシスト機能」が使えないので、電動自転車の意味がありません!
電動自転車は一般的な自転車より重いので、電動アシスト機能が無いと漕ぐのが大変です。
走る道の状態に合わせてギアを選択します。
シニア向けだと2段階〜3段階が主流です。
電源を入れて2〜3秒以上経ったらペダルを漕ぎだします。
【注意点】電気自動車の特性を理解して事故を防止する
高齢者の運転は、車だけでなく自転車事故も多発しています。
自転車程度の運転なら大丈夫じゃ!
電動自転車も「車」の一種ですよ。
「自転車くらい」と甘く見てはいけません。
「私なら大丈夫」と過信せずに、電動自転車の特性を理解して、安全な運転を心掛けましょう。
【注意1】慣れてもケンケン乗りや立ち漕ぎをしない
自転車に慣れていると、片足をペダルにかけておいて、漕ぎ始めてヒョイっと乗る乗り方をする方もいますね。
電動自転車は、ペダルに足を乗せるとモーターが働くので、ケンケン乗りをすると急発進してしまう可能性があり大変危険です。
電動自転車に乗るときは、必ずまたがって両足をついてから漕ぎ出しましょう。
また、電動自転車は電気で走り出すので、ほとんど自分の力を必要としませんので、立ち漕ぎは辞めましょう。
漕ぎ出しの力に反応して急加速することがあるので、スピードが出過ぎてしまうことがあります。
【注意2】停車後はペダルから足を下ろして急発進防止
ブレーキをかけて完全に停車させるときは、必ずペダルから足を下ろしましょう!
電動自転車のペダルに足を乗せたままだと、モーターが作動している状態になり、急発進してしまう恐れがあります。
ブレーキをかけて地面に足をつけてから、信号待ちをしないといけないね。
そうですね、片足だけを乗せたままにする人は多いですが、両足ともペダルから離して停車しておきましょう。
【注意3】転倒しやすく起き上がりが困難
縁石に乗ったり、急に曲がったりすると、電動自転車が転倒してひっくり返ってしまうことがあります。
電動自転車は重いので、自力で起き上がるのが困難です。
一度倒れたら立て直しが難しそうだものね。
電動だからと甘く見ず、ゆっくり丁寧な運転を心掛けましょう。
【注意4】バッテリー残量に配慮する
電動自転車が電池切れを起こすと、重いので移動が大変です。
毎回、使い始めと使い終わりにバッテリーの残量を確認しましょう。
ただ、こまめに充電すれば良いというわけじゃないんです。
こまめに充電してしまうとバッテリーの寿命を短くしてしまいます。
携帯電話も、新品のときはバッテリーの持ちが良いけど、何年もすると充電が持ちにくくなりますよね?
電動自転車は、なるべく充電した電池を使い切ってから、新たに充電しましょう。
まとめ
- 電動自転車20インチで走行中のデメリットは、漕ぐ回数が必要・スピードが出しづらい・走行が不安定・長距離が不向きなこと。
- 電動自転車20インチ自体のデメリットは、身長140cm以上に不向き・子供乗せ未対応車種があること。
- 電動自転車20インチで走行中のメリットは、走り出しがスムーズ・小回りがきくから街中向きなこと。
- 電動自転車20インチ自体のメリットは、車へ収納可能・種類豊富・低身長や子供乗せ向き・高齢者におすすめなこと。
- 高齢者向け電動自転車の選び方は、全長が短い低床フレーム・軽量・簡易的な操作機能・自信が無い人は三輪以上を選び、補助金を活用。
- 電動自転車の注意点は、ケンケン乗りや立ち漕ぎNG・停車後はペダルから足を離す・転倒しやすく起き上がりが困難・バッテリー残量注意。
電動自転車20インチの特性は、何と言っても小型で軽量であること。
その特性が直結したデメリットとメリットについて紹介してきました。
電動自転車20インチは子供や子供乗せ、高齢者の使用に向いているサイズです。
しかし、高齢者による交通事故が年々増加していますね。
高齢者の場合は特に、過信せず電動自転車の特性をよく理解して運転する必要があります。
自転車とは言え「車」なので、交通ルールをしっかり守って、安全な運転を心掛けましょうね。
電動自転車の爽快感を1度知ったら手放せなくなります。
安心の1年保証付きで納得価格!
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