パントリーやクローゼットの収納、奥行きが深すぎると使いづらいですよね。
特に奥の方に追いやられたものは、次に出てくるのが数年後…。なんてことも。
奥行きが深すぎる収納でも、収納の仕方を工夫する、キャスター付きの収納を取り入れる等で使いやすくできるのです!
収納は量があればあるほどいいというわけではありませんよね。使いやすさこそ重要ポイントです。
この記事ではズボラな私でもできる、パントリー等の使いやすい収納の活用術をご紹介します。
活用術で収納スペースを有効に使えること間違いなし!賞味期限が切れて無駄になる心配もありません!
パントリーやクローゼット、階段下等の奥行きが深すぎる収納を賢く使って便利な収納スペースにしましょう!
収納の奥行きが深すぎるパントリーの活用術3選!
パントリーといえば、大量に買った食料品のストック等の備蓄品、ホットプレートなどの調理家電を収納するのに活用しますよね。
一軒家はもちろん、最近の賃貸マンションでもパントリーが取り入れられている物件は多いです。
キッチンに入りきらないものを収納でき、とても便利なパントリーですが、奥行きが深すぎると使いづらい!
奥の方にしまってしまったら最後、次に出てくるのは数年後…。
忘れないようにメモしていても、奥の物を取り出すときはいちいち手前の物を動かしてとってまた収納していく…。面倒ですよね。
私のようなズボラ主婦(夫)は新しいものをバンバン手前に収納してしまい、古いものが奥に追いやられる始末。
そこで、奥行きが深すぎるパントリーの活用方法について3つご紹介します!
奥行きが深すぎる収納はデメリットだけではないのです!収納方法次第で便利なパントリーに大変身しますよ♪
【活用術①】よく使う物は手前に、使わない物は奥に収納
一つ目はお菓子や調味料などのよく使うものは手前に、ホットプレートなどのあまり使わないものは奥にしまう方法です。
特に奥行きが深いパントリーの一番上の棚は全くと言っていいほど見ません。
滅多に目にしない場所には、季節物や使わないけど捨てにくいものなどをしまうといいでしょう。
とは言ってもこの方法は挑戦したことがある人も多いはず。
私も最初は挑戦しましたが、ズボラさが勝りどんどん適当に…。
そこでおすすめするのが無印良品店やニトリなどで販売されている収納ボックス。
引用 ニトリ
収納ボックスがあれば奥の物を取るときも、ボックスごと出して取ればいいので散らかる心配はありません。
さらに、身長より高い所の収納も収納ボックスがあれば問題なし♪高いところの収納ボックスは取手のあるものを選ぶのがおすすめです。
ボックスごとに何を入れるか決めておき、そこに入らないものは買わない!と決めておけば、物が溢れる心配もなくなりますね。
【活用術②】平台車を活用する
二つ目は平台車を活用すること。平台車とはコンパクトな取手のない台車のことです。
特に一番下にはお水や防災グッズなど、重いものを備蓄している家庭も多いのではないでしょうか。
重い物を動かす時に便利なのが平台車。キャスターがついているので、軽い力で自由に動かすことができます。
最近ではこのようにキャスターが目立たないものや見た目がおしゃれなものまで種類も豊富。
平台車に重いものを乗せて収納することで、奥に収納しても簡単に取り出すことができます。
【活用術③】引き出しタイプの収納ケースを活用する
三つ目は引き出しタイプの収納ケースを活用すること。
引き出しタイプの収納ケースだと、奥行きが深くても簡単に取り出すことができますよね。
パントリーは可動棚となっているところが多いので、棚板を外して引き出しタイプの収納ケースを設置するのがおすすめ。
外した棚板は重ねておくと、棚板の収納場所にも困りません。
引用 ニトリ
引き出しタイプの収納ケースは大きさの種類が豊富。ご自宅のパントリーの大きさに合わせて購入しましょう。
一つ注意点があるとすれば、パントリーの扉の金具等に干渉してうまく引き出せない時があること。
パントリーに賞味期限のある物を入れる時は注意!
パントリーといえば食料品のストックを収納するイメージですよね。
しかし私のようなズボラ主婦(夫)や忘れっぽい人は、そもそも賞味期限のある物を入れないようにするというのも一つの手です。
「パントリーには食料品のストックを」という固定概念を一度なくしましょう!
賞味期限のあるものはキッチンや冷蔵庫に収納すると、気づいたら賞味期限が切れていた…とならなくて済みます。
防災用の缶詰やレトルトなど、かさばる物はパントリーの中でも一番目の付くところに収納すると忘れないですね。
収納の奥行きが深すぎるクローゼットの活用術3選!
パントリーの他にも奥行きが深すぎる収納で使いづらさを感じる場所はクローゼット。
クローゼットには服やバックの他にも布団やあまり使わない家具・家電、アルバム等を収納している人も多いのでないでしょうか。
いざ使いたいとなったときに、なかなか見つからない…。
久しぶりに着ようと思っていた服やバックがシワシワで型崩れしている…。
クローゼットに収納しているものは、使いたい時に使える状態ではないと困りますよね。
また、クローゼットにパンパンに詰め込んでいると、通気性が悪くなりカビの原因に…。
大事な服や鞄にカビが…とならないためにも、通気性をよくしてカビ対策することも重要です。
大事な服がシワシワになったり型崩れしたりしないよう、奥行きが深すぎるクローゼットの活用術を3つと注意点をご紹介します。
【活用術①】収納を前後に分ける
一つ目はクローゼット内を前後に分けて収納すること。
奥行きが深すぎるクローゼットの場合、服をかけるスペースの奥にデッドスペースができてしまいます。
そのままでは手前は服をかける収納スペースとして使っていますが、奥側は何もない無駄な空間に。
何もしないのはもったいないので、奥側のデッドスペースに棚やラックを造作して収納力をアップさせましょう!
無印の「壁に付けられる家具棚」などを活用すると、簡単に自分で棚を造作することができますよ。
私のおすすめはダイソーのワイヤーラックを取り付けて、そこにバックや小物、帽子などをかけること。
引用 ダイソー
ワイヤーラックにS字フックなどをつけることで、バックや帽子などを簡単にかけて収納することができます。
【活用術②】上部の収納は取手付きの収納ケースへ
二つ目は上部の収納の工夫。服をかける場所の上部は高くて手が届かないため、あまり使わないものや季節物を収納しますよね。
いざ取り出そうとしたときに踏み台などを準備するのが面倒…。
背伸びして頑張って取ったら落ちてきて危ない!
となりがちな場所でもあります。ズボラな私はクローゼットの上部は1年程見ていません。
クローゼットの中でも、あまり使わない高いところの収納は取って付きの収納ケースがおすすめ。
引用 ニトリ
上記はニトリの天袋収納バッグ。高いところに収納しても取りやすいように下の方に取手が付いています。
さらにふたが付いていることでほこりから中の衣類等を守ってくれるので、嬉しいポイントですよね。
収納ケースを買う時は奥行きに合わせたサイズを選ぶことも重要。
サイズが小さいとせっかくの取手が届かなくなり、意味がありません。
現在は豊富なサイズ展開があるので、ご自宅のクローゼットに合った収納ケースを選びましょう。
クローゼット用の収納ケースは布団を入れることを想定して作られているものが多いので、大容量なものが多いです。
布団はもちろん、季節物や使わなくなったバッグやぬいぐるみなどもまとめて収納できるので便利ですよ♪
【活用術③】下部収納は引き出しタイプの衣装ケースへ
パントリーの収納術でも紹介しましたが、奥行きが深すぎる収納では引き出しタイプの収納が便利。
深すぎる奥行きの分、大容量のものが収納できます。引き出しの中でも、使用頻度順に並べるとさらに使いやすい収納になります!
衣装ケースを購入する際に注意したいのは、もちろん奥行きです。ここで一般的な衣装ケースの奥行きを比べてみましょう。
- クローゼット用
-
奥行き50~55cm程度
- 押し入れ用
-
奥行き70~80cm程度
実は、押し入れ用の衣装ケースはクローゼット用の衣装ケースより奥行きが深いのです!
奥行きが深すぎて悩んでいる場合は、クローゼット用ではなく押し入れ用を探すとピッタリなサイズが見つかりますよ。
湿気対策は入念に!カビや虫食いに注意!
クローゼット収納で注意すべき点は湿気対策です。
風通しが悪いと、カビや虫食いなどの原因となってしまいます。
クローゼットは何かと荷物を詰め込みがちですが、余裕を持って収納するようにしましょう。
物をぎちぎちに詰め込んでしまうと、風通しが悪くなるだけでなく物の出し入れもし辛くなります。
衣装ケースや壁を上手く使ってスッキリ収納を目指しましょう!
収納の奥行きが深すぎる階段下の活用術3選!
収納の奥行きが深すぎることで困る場所三つ目が、階段下収納。
階段下のスペースを有効活用できて便利な場所ですが、高さがないうえに奥行きが深すぎる場合が多いですよね。
奥の方にしまったものを取ろうと思うと、膝をついて探しに行かなければなりません。
階段下なので手前は高くても奥になればなるほど低く狭くなり、収納場所としては難易度が高い場所でもあります。
そんな高難度の奥行きが深すぎる階段下収納の活用術をご紹介します。
【活用術①】よく使う物は手前に、使わない物は奥に
まずは収納方法を工夫しましょう。何も考えず適当に収納していくと最初に入れたものがどんどん奥に追いやられ忘却の彼方へ…。
階段下のように奥行きが深くてかつ、奥にいくほど低くなる収納場所では一番奥に何を収納しているかなんて見えません。
階段下収納ではよく使うものは手前に、防災グッズや季節物などのあまり使わないものは奥の方に収納するようにしましょう。
【活用術②】人が通れるスペースを確保する
収納方法を工夫しても、奥の方に収納した物をいざ使うとなった時に簡単に取れないと意味がありません。
階段下収納では、棚やラックを上手く活用して人が通れるスペースを確保しましょう。
L字のように奥に一つの棚やラック、手前の右側か左側に棚やラックを設置すると人が通れるスペースが確保できます。
イメージとしてはこのような感じ。人が通れるスペースがあると手前のものはもちろん、奥の方も簡単に取り出すことができます。
L字型に収納する注意点としては角の物が取りづらいこと。交差する場所は手前の物を動かさないと取り出せません。
その為、角の部分にはあまり使わないものを収納する、取り出せるスペースを開けて手前のラックを置くなどの工夫が必要です。
また斜めになっていることが多い階段下の天井に合わせ、棚やラックの高さにも注意して購入しましょう。
【活用術③】奥の収納にはキャスター付き収納を活用
階段下の収納には棚やラックが便利ですが、そこにキャスターが付くとさらに便利になります。
キャスターがついていると重い棚も荷物も簡単に動かすことができるので、取り出しやすさが格段にアップします。
階段下の狭いスペースに入って物を探すより、一旦全部出して楽な体制で探すほうが楽ですよね。
特に奥の方に収納するものといえば、お水やあまり使わない家具や家電などの重いものが多いもの。
中腰で重い物を取り出そうとすると、腰を痛める危険もあります。
階段下の収納を見直そうと考えているのならば、ぜひキャスター付きの収納を検討してみてください!
棚やラックの高さは階段下のスペースに合わせた物を!
階段下の高さや奥行きは各家庭で大きく変わります。
階段の下のスペースなので、天井にあたる部分が凸凹していたり、斜めになっていたりと様々。
棚やラックを購入する際はしっかりと高さや幅を測って購入しましょう。
ピッタリサイズの収納を使うことで、収納量も格段にアップします!
まとめ
- 奥行きが深すぎるパントリーの収納術は、よく使う物は手前に収納、平台車を活用する、引き出し型収納を活用する。
- ズボラ主婦(夫)は賞味期限のある物を極力パントリーに収納しないようにする。
- 奥行きが深すぎるクローゼットの収納術は、収納を前後に分ける、上部の収納は取手付きの収納ボックス、下部は引き出しタイプが便利。
- クローゼット収納は湿気対策を入念にする。
- 奥行きが深すぎる階段下の収納術は、よく使う物を手前に収納、人が通れるスペースを確保する、キャスター付き収納を活用。
- 階段下は家庭により形が様々。スペースにあった大きさの棚やラックを購入することで収納力がアップ。
パントリー、クローゼット、階段下どれも収納方法を工夫すれば、便利な収納スペースに大変身します。
奥行きが深すぎるから使いづらいではなく、奥行きが深すぎるから便利!となるように収納上手を目指しましょう!
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